★アモリー・ボーフォール
●シャンパーニュ・ブリュット・ナチュール・ル・ジャルディノ NV(2019)
*Champagne Brut Nature Cuvée Le Jardinot NV(2019) / Amaury Beaufort
*ヴォルテックスさんのコメント
黄金色。りんごの蜜やアカシアの蜂蜜、
擦りおろしりんご、レモンバーベナ、
オレンジや白の花々の華やかさ、
僅かなビターカラメルや
火打石の芳ばしいニュアンスなど
熟成由来の深みと若干酸化的な複雑性が
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伺える香りが溶け込みます。
繊細で柔らかい泡が液中に解け、
ややコク深い風味をふっくらと
口中に膨らませます。
アタックは安政柑などの
和柑橘の風味とメリハリのある
小気味良い酸が絡み合いスッキリとした印象で、
口中へ留まる風味には次第に蜂蜜や
りんごの蜜、擦りおろしりんご、
アーモンドの皮のような芳ばしさ、
乳酸的なまろやかさや旨みなどが重なり、
深みや奥行きが増していきます。
アフターにはフランボワーズのような
赤い果実の愛らしさや華やぎのある
上品な風味がふわりと現れ、
コク深い中にエレガントな印象を残します。
凛とした酸が全体を支えながら輪郭を与え、
その中心の液体は非常に柔らかく緻密な果実や
様々な要素が絶妙に溶け込み、
ガスが完全に抜けてからは
原酒そのものの素晴らしさがより
魅力的に感じられるほどの仕上がりです。
*品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
0.6haのキンメリジャン土壌
(樹齢60年のピノ・ノワール)と
0.28haのポルトランディアン土壌
(樹齢10年のシャルドネ)。
南東向きの緩やかな斜面で
粘土の強い石灰質土壌。
2017年以降は有機肥料も使っていないため、
生産量は自ずと少ない。
添加物を用いずに醸造するためには
高いレベルでの酸が必要となるため、
収穫は周辺の人たちに対して週単位で早く、
2019年は9月2日に
潜在アルコール度数10%で収穫。
フードルで醗酵後に500Lの古樽で10ヶ月熟成。
瓶詰め前の数ヶ月間は再びフードルで
寝かせて仕上げる。
合計で22ヶ月の熟成後に、
2020年の果汁を加えて瓶内二次醗酵。
17ヶ月の熟成後2022年11月9日にデゴルジュマン。
ドザージュなし、残糖0g。
亜硫酸無添加。
ヴォルテックスさん
容量:750ml
生産年:NV(2019)年
生産国:フランス・シャンパーニュ
生産者:アモリー・ボーフォール
葡萄品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
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