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更新日は 2024年 10月 02日 です。
2024年10月 | ||||||
★ニコラ・ルナール(シャトー・ド・ゴール)
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・アルデリカ・シラー・ラック 2021
*Vin de France Rouge Alderica Syrah Lac 2021 / Nicolas Renard(Chateau de Gaure)
*価格が下がりました。
ラシーヌさんが大幅値下げしましたので
在庫分も保証して貰えました。
*なんとも言えず芳醇なタッチの柔らかいシラー
エレガントさの中に遊び心のあるウイットに富んだニコラらしい表現!
大好きな奇人変人の繊細さを感じずにはいられません。
こうゆう形でもニコラに出会えてうれししい。
8/17/2023試飲
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・ラングドック&ルーション
生産者:ニコラ・ルナール(シャトー・ド・ゴール)
葡萄品種:シラー
2024年10月 | ||||||
★ ニコラ・ルナール(シャトー・ド・ゴール)
NICOLAS RENARD(CHATEAU de GAURE)
★◆シャトー・ド・ゴールでのワイン造りについて ニコラ・ルナールから
「リムーで僕がコンサルタントをするワインがあるのだけれど、
興味ある?」と、
またしても突然話が降ってきたのが2021年の夏。
シャトー・ド・ゴールという生産者の
コンサルタントをすることになり、
2021年VTの醸造からリムーでの
ワイン造りを手伝うことになったという。
シャトー・ド・ゴールは50ha以上の畑をワイナリーなので、
オー ナーのピエール・ファーブルと話し合いながら、
少量ずつニコラの考えるワイン造りを
していくことになるだろう、という話だった。
大きく不安に思いながらも、
ニコラの手掛けるグルナッシュ、シラー、シュナン、
シャルドネ、ペット・ナットなどなど、
期待せずにはいられないフレコミで、
ラシーヌからNOという
返事をすることはありえなかった。
ピエールもラシーヌにニコラの
関わったワインの紹介については積極的で、
まだ出来上がっていないワインの購入が決まった。
2022年春に試飲した、熟成中のワインは、
生産地が違ったとしても、
ニコラ作のワインだと納得のいくものだった。
しかしその頃からお互いに
意思疎通が難しくなってきている、
とニコラとピエールのやり取りを
ラシーヌが介することが多くなった。
片や50haの畑を所有するワイナリーのオーナーと、
片や年産10000本に満たないワインを
洞窟で生産する風来坊。
わかり切っていたことなのかもしれないが、
2022年の夏に二人の共同プロジェクトは解消してしまう。
「ワインにおいてブドウ栽培が何よりも大事で、
醸造で出来ることは何もない」と
ワインの造り手はしばしば口にする。
とはいえ誰がどのように、
どこまでワイン醸造に関わってきたかも
同様に重要な要素であることには疑いが無い。
共同プロジェクト解消の2022年夏時点で、
ラシーヌが購入を約束していたワインは
全てシャトー・ド・ゴールにて熟成中で、
それらのワインの原料となる
ブドウの栽培にニコラは関わっていない。
ラシーヌとしてはワインの醸造から瓶詰までだけでも、
ニコラに完結してもらわなければならない。
ピエールとニコラを根気よく説得し、
2022年11月にニコラの監督の元、
赤ワイン(グルナッシュ1種とシラー2種)の瓶詰めを
してもらうことが出来た。
白ワインとペット・ナットについては、
ニコラの手による瓶詰をすることが不可能だったため、
購入を断念。
プロジェクトの立ち消えは残念でならないが、
もしまた同じような話があったら何度でも
乗ってしまいたくなるような夢のあるプロジェクトだった。
赤ワインすら到着しなかったらと思う と気が気でなかったが、
ワインは無事入港し日本市場に紹介できる運びとなった。
上記のような理由から100%ニコラのワインとは
言えないかもしれないが、
収穫から瓶詰までニコラの監督の元で行われた。
「収穫のタイミングは出来上がるワインの方向性を
決定づける重要な事項だ。
ロワールと醸造所のあるリムーを
行き来するのは大変だったけれど、
瓶詰まで責任をもって行うことが出来たし、
素敵な人たちに出会うことが出来た。
最終的にはド・ゴー ル側とのやり取りが
難しくなってしまったが、
最後まで僕を信じて指示通りに
ワインの管理を行ってくれたマチューと、
ド・ゴール敷地内で民宿を営むブノワとテレーズには
感謝してもし きれない。」とニコラ。
※キュヴェ名はどれもアルデリカ
(シャトー・ド・ゴールの地域に伝わる
伝説に登場する王女の名に由来)で、
それぞれ品種名が記載されている。
シラーの2種の畑名は裏ラベルに記載。