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営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 10月 07日 です。
2024年10月 | ||||||
★ドメーヌ・デ・フレール
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ル・ペロウ 2022
*Vin de France Rouge Le Perou 2022 / Domaine des Frères
*野村ユニソンさんのコメント
クリアなルビー色の外観。
フレッシュなダークチェリー、ブルーベリーの香り。
煮詰めた様なニュアンスは無く、柔らかく、
フレッシュな美しい果実の詰まった香り。
味わいは、柑橘類から赤~黒系果実まで、
様々な果実の詰まった
バスケットの様な多様な香り。
シレックス由来の上質な酸、
ミネラルが下支えしており、
明るくフレッシュで、
活き活きとしたワインとなっています。
ほぼタンニンを感じる事もなく、
控えめで、食事と合わせたり、
喉を潤すワインとしても楽しめる、
万能の1本。
ドメーヌ デ フレールの実力を知る為に、
もってこいの1本です。
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・ロワール
生産者:ドメーヌ・デ・フレール
葡萄品種:カベルネ・フラン
2024年10月 | ||||||
★ デ・フレール
DOMAINE des FRERES
★彗星の如く、シノンに現れた
兄弟2人でワイン造りを行う、Domaine des Freres。
昔からワイン造りをしている家庭ではなく、
全くゼロからドメーヌを立ち上げ、
その素晴らしいワインはデヴューして
すぐに話題となりました。
初めてそのワインを試飲した時の衝撃を
エノコネクション社代表の伊藤さんは
最大の賛辞で表現しています。
【ドメーヌ説明】
僕たちはアンリとヴァレンティンの2人兄弟で、
シノンの近くで育ちました。
元々ワインが好きで情熱を注いでいたアンリは、
2013年に彼は醸造学校へ行き、
ベルジュラックで葡萄栽培と
ワイン醸造のBTSを取得しました。
学位取得後、彼はフランス中
(ロワール、特にトゥーレーヌ) を
修行してまわりました。
特に重要だったのは彼の師匠となった
パトリック・コルビノー (Patrick Corbineau) でした。
ヴァレンティンは2015年にマコンで自身のBTSを取得。
彼は真っ先にイヴォン・メトラ、ジュール メトラの下で
修業を行い、その関係は今でも続いており、
時折電話をして栽培や醸造の相談しているそうです。
彼はまた、他の優れたワイン生産者達とも仕事をし、
貴重な経験を積みました。
自分たちのルーツであるシノンに戻ってきた2人は
全くのゼロからドメーヌを立ち上げるべく、
近隣の生産者で働きながら、
シノンの電話帳で古い苗字の人たちに電話を掛けまくり、
ワインを飲みながら友人になり、
全シノンの区画所有者を把握。
後継者の有無をも調べ尽くし、自分たちが望む土壌、
樹齢を持つ区画を2年掛けて少しづつ手に入れました。
そして2019年に11ha、7つの区画を入手し、
全てを整えました。
彼らが手に入れた畑はシノンでも珍しい、
北向きのや南向きの丘にあり、
この区画周辺だけに南仏の植物がみられる
日照量の多い区画。
温暖化とは言え、涼しい気候が多いロワールでも
間違いなく熟度が高い葡萄が入手でき、
霜害も少ない理想的な区画でした。
2020年に初ヴィンテージをリリースした彼らは、 コロナ禍でサロンも無い中、 パリのナチュラルワインショップへ
プロモーションを重ね、そのクオリティが評判を呼び、
ル・モンド誌にも掲載されるほどになりました。
その今までにないカベルネ・フランのスタイルには
多くの人が驚愕し、初リリースワインは3か月で
完売となってしまいました。
彼らのワインの特徴は以下の4点に表されます。
①土壌
活きた土壌を造る事。
土中の微生物の酸素供給を重要視し、
トラクターを使用せずにバイクを使用。
土壌汚染を考慮し、ボルドー液は使用せず、
植物由来の調合剤を使用。
②葡萄の樹
可能な限り、高く広く葉を張り巡らせる栽培。
光合成を促進させ、樹自体にもエネルギーを与える。
③果実
カベルネ・フランは、未熟でも過熟でも
荒々しいワインになる為、
適熟のタイミングが3日しかない。
その時期を見極め、早朝4時に収穫する事で
ベジタルでネガティブなタンニンを排除する。
④醸造
ピュアな液体にする為に醸造には
コンクリートタンク、古樽のみ使用。
基本的にマセラシオン カルボニックは行わず、
全キュヴェ除梗し、時間を掛け
緻密な仕事を行い生産をしています。
野村ユニソンさんの資料より
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