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更新日は 2025年 05月26日 です。
2025年6月 | ||||||
★ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール(マルク・ペノ)
●ヴァン・ド・フランス・ブラン・クゥール・ド・レザン 2024
*Vin de France Blanc Coeur de Raisins 2024 / Domaine de La Senechaliere(Marc Pesnot)
*柔らかく美味しい!
洋梨や白桃の果実、
溶け込んだ酸が心地良い印象。
液体に伸びがあり、
とってもリズムの良い味わいでした。
2024年5月27日試飲
*野村ユニソンさんのコメント
輝きのあるグリーン掛かったレモンイエローの外観。
青りんごやレモンなどの柑橘の爽やかな香りに加え、
キレのあるミネラルの香り。
味わいは、赤りんごや青りんごのフレッシュな果実と
優しい甘みがある、心の弾む味わい。
酸と甘味のバランスが良く仕上がっており、
なめらかなで心地良い口当たりが
グイグイと飲み進められます。
2023vtに比べ、クリアで優しい果実の甘味が
強い印象に仕上がっています。
初夏から屋外などで冷やし目で飲むと
最高の1本になること間違いなしです。
容量:750ml
生産年:2024年
生産国:フランス・ロワール
生産者:ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール(マルク・ペノ)
葡萄品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ
2025年6月 | ||||||
★ セネシャリエール(マルク・ペノ)
CHATEAU de La SENECHALIERE(MARC PESNOT)
★採算度外視でワイン造りにあたるという、
溢れ過ぎる情熱のため、
財務上の理由からドメーヌの運営継続が
困難になったマルク・ペノ。
日本にもファンの多いマルク・ペノのワインを
このまま失ってしまうのは、
あまりにも残念でならないと考えた弊社と
現地フランスのパートナー、エノコネクション社は、
ペノ氏の所有するワイナリー
「ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール」の
経営を引き継ぐことを決め、
2008年8月に正式に再スタートを切ることとなりました。
収穫は全て手摘みによって行い、
この地域としては異例なほど収穫量は
低く抑えられており、
結果として他には見られないような、
果実味が溢れたムロン・ド ・ブルゴーニュや
グロ・プランとなります。
醸造に関しても、彼独自のワインを生み出し、
そのひとつが、香りの弱いムロン・ド・ブルゴーニュや
フォル・ブランシュを12時間かけて
じっくりプレスすることによって
果汁と果皮の長いマセレーションを行い、
香りや旨味を引き出す手法を行っています。
現在、ドメーヌでは10ha以上の畑を管理しています。
その栽培と醸造を重鎮であるペノ氏が担っていましたが、
2025年5月、長きにわたりペノ氏と共に
ワイン造りに取り組んできた古谷遼友(野村ユニソン)と
ロバンの2名に託し、一線を退くことを決断しました。
マルクの栽培・醸造への情熱や技術を
十分に継承した若き2名は、
これまでの伝統を重んじつつ、
セネシャリエールに新たな風を吹かせ、
更なる可能性に挑み続けています。
★ロワール河の下流、ナントの街の周辺には
ミュスカデの生産地域が広がります。
この地で、底なしの情熱でワイン造りにあたるのが
マルク ペノその人です。
美味しいワイン造りこそが自分の夢と語るペノ氏は、
時間も手間も惜しむことなく、
全てをワイン造りに費やしています。
採算度外視でワイン造りにあたるという、
そのあまりの情熱のためか、
マルク ペノ氏は2007年12月に
大変困難な状況に直面します。
財務上の理由からドメーヌの運営継続が
困難になったのです。
全てのワインが出荷停止となり、
ワイン造りを続けられるかも
定かでない状況にありながら、
ペノ氏はあくまで畑に出続けました。
曇らない笑顔のまま毎日畑に出ては、
収穫できるかもわからない、
ワイン造りをできるかもわからない、
そんなブドウの世話を続けたのです。
日本にもファンの多いマルク・ペノのワインを
このまま失ってしまうのは、
あまりにも残念でならないと考えた当社と
現地フランスのパートナー、エノコネクション社は、
ペノ氏の所有するワイナリー
「ドメーヌ ド ラ セネシャリエール」の
経営を引き継ぐことを決め、
2008年8月には全ての登録・認可を終了し、
正式に再スタートを切ることとなりました。
懸案だった問題も解決し、
マルク ペノ氏は、よりいっそうの情熱をもって
ブドウの栽培やワイン造りにあたっています。
現在ドメーヌでは15ha以上の畑を管理しており、
その栽培と醸造をマルク・ペノ氏が担っています。
12月から4月までの期間にほぼ休みなく続く
剪定作業などその作業は膨大ですが、
ワイン造りにかける意欲は損なわれることはなく、
品質向上のための改善を日々積み重ねています。
収穫の際には全て手摘みによって行い、
痛んだ果実を排除して腐敗果の混入を防ぎます。
この地域では考えられない程、
収穫量は低く抑えられており、
結果として他には見られないような
果実味が溢れたムロン・ド・ブルゴーニュや
グロ・プランとなります。
「収穫量を抑える」と一口に言っても
ムロン・ド・ブルゴーニュやグロ・プランという品種では
非常に深刻な問題に直面します。
それは、この種のワインは安価なものがほとんどで、
量を減らして美味しいワインを造るよりも
生産量を増やして販売量を増やしたほうが
経済的には有利であるということです。
つまり収穫量を2/3や1/2まで
減らしてもムロン・ド・ブルゴーニュや
グロ・プランといったワインを
通常の2倍、3倍の価格で
販売する事は難しいということです。
それでもなお品質追求をするマルク ペノ、
まさに情熱のなせる業です。
醸造に関しても、マルク ペノならではのアイデアで
彼独自のワインを生み出しています。
そのひとつが、香りの弱い
ムロン・ド・ブルゴーニュやフォル・ブランシュを
12時間かけてじっくりプレスすることによって
果汁と果皮の接触時間をとり、
香りや旨味を引き出す手法を採用しています。
いわゆるマセラシオン(醸し)と同様のアプローチで、
もともとは赤ワインの醸造における
マセラシオン・カルボニック法と
同様のもので、ボジョレーのマルセル・ラピエールの
考えから着想を得たと言います。
また「ニュイタージュ」と名付けられたワインでは、
12時間のプレスの前に15時間ほど
マセラシオンを行い爽快ながらも
より深みのある風味を引き出す手法も採用しています。
この「Nuitage = ニュイタージュ」は、
フランス語で「夜」を意味する
「Nuits = ニュイ」に発酵させることにかけています。
発酵中は酵母が生み出す
二酸化炭素の働きによって酸化を防ぎ、
酸化防止剤となる亜硫酸の添加は、
瓶詰めの際に極少量にとどめています。
またペノ氏はコルクの品質にも細心の注意を払い、
複数の生産者と共同でコルクを購入し、
そのコルクをロットごとに化学的な検査に出しています。
その検査結果をみてブショネの
リスクが少ないもののみを使用しています。
野村ユニソンさんお資料より
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