★エルヴェ・ジェスタン *2006年は僕の中で楔を打ち付けられたシャンパーニュでした。 そのジェスタンの新しいヴィンテージが入荷してきました。 まだ試飲の機会がないので悲しいですが、 まずはご紹介をと。 ●シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット1erCRUキュヴェ・ジェスタン2007 シャンパーニュ・ジェスタンは、毎年、単一年(モノアネ)ワインとして、 年号を明記して発売されます。 ヴィンテッジとは、私にとって進化する人間を映す鏡であって、 私がシャンパーニュ・ジェスタン・ヴィンテッジに込める意味そのものです。 この偉大なワインの醸造の目指すことは、物質にある種の生命、 知識と意識を宿させることです。 これこそ、私が長年にわたり取り組んできた内容の核となる部分です。 醗酵中もしくはデブルバージュ中のワインが月や太陽の影響と共鳴できるように、 複数の植物やミネラルを使用しますが、 これは醗酵が順調に進むために必要な影響を与えます。 醸造の異なる場面で、とりわけ夏至のときは、光と太陽の情報がワインに与えられます。 樫の樹が茂る森の風の情報は、マロラクティック醗酵中に伝えられます ワインとブドウの樹とがお互いに密接な共鳴関係でいられるよう、 ビン詰めは常に開花の後におこなうので、双方が支え合うことができます。 そして開花後は、ワインとブドウそれぞれが独自の道を歩みます。 以上は私の考え方のごく一部にすぎませんが、このような考え方にそって、 シャンパーニュ・ジェスタンを醸造しています。 ファースト・ヴィンテッジ最初に醸造したのは2006年ですが、 偉大なシャンパーニュに仕上げるため、 ワインが熟成するまで発売しないことにしました。 その結果、8ヴィンテージ(2006年から2013年)分のワインが 未だにセラーで眠っており、静かに熟成中です。 最高の品質を求めるワイン愛好家ならびに消費者の感情に働きかける グラン・ヴァンを完成させるには、多大な労力を要します。過去数年間にわたり、 私の大部分の時間とエネルギーをこのことに投じてきました。 品種:シャルドネ50%(trepail)、ピノ・ムニエ25%(cumieres)、 ピノ・ノワール25%(bouzy) 2007年は、特有の自然エネルギーをワインに取り入れるため、 ある期間で日光と、オークの森の空気を集めて醸造に利用しました。 私の役目はワインそのものの覚醒に必要なものに耳を傾け、 それを与えることです。 オーク樽で9ヶ月間熟成、マロラティック醗酵は自然に始まり、 夏至を過ぎてからビン詰めを行いました。 インポーターはラシーヌさん 36本 エルヴェ・ジェスタンのページへ
★マルゲ・ペール・エ・フィス *2006年を中身が同じジェスタンとの見比べるとこちらの方が柔かい印象でした。 エチケットがオーヴァルだからかな? まだ試飲の機会がないので悲しいですが、 まずはご紹介をと。 ●シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット1erCRUキュヴェ・サピエンス2007 品種:シャルドネ50%(trepail)、ピノ・ムニエ25%(cumieres)、 ピノ・ノワール25%(bouzy) ※2006年はシャルドネ2/3、ピノ・ムニエ1/3 醸造:ブノワ・ライエのブドウ(ピノ・ノワール)を使った最初のキュヴェ。 技術的な面では2006年はバトナージュをしたが、 それ以降のヴィンテッジは行っていない。 これが2006年との大きな違いです。 ブノワからのコメント 2007年の特徴をよく表した厳格な印象の(かっちりとした)ミネラリティ。 生姜やムスクなどの根っこを連想させる。 その垂直性にある種の精神的なものを感じる。(飲んだ人のみぞ知る!) ピノ・ノワール(bouzy)はそこに美しいバランスを与え、 このワインに均整をもたらしている。 ※バトナージュをしなかったのはなぜ? エルヴェとの共働の中で、ミネラリティや味わいの緊張感を残すため、 ワインに厚みや丸みをもたらすバトナージュはしないという選択をしました。 それによりテロワールとブドウ本来の表現に近づきました。 ピノ・ノワールを入れたことが理由ではありません。 インポーターはラシーヌさん 12本 マルゲ・ペール・エ・フィスのページへ
★ドメーヌ・ド・セウル *今年のセウルは衝撃的なデビューの初リリースされた2011年に とっても似ていて凝縮感と抜けの良い味わいです。 このコストパフォーマンスは本当に嬉しい限りです。 セウルっていつもそうですが理屈っぽくないところがお気に入りです。 *配送の場合、出荷可能な個数に注意して下さい。 梱包、最高6パックですが5パック以上はクール代が¥440となります。 ●ヴァン・ド・ターブル・デ・フランス・ルージュ2014 3リットルバックインボックス シラー90%、グルナッシュ10% 5/12/2016試飲 今年は初リリースの2011年おキュヴェを思い出すほど 程良い果実感と余韻のキレが美味しい味わいです。 中盤の弾けるフレッシュなサクランボやカシスの果実感と酸のニュアンスが、 口一杯に広がり余韻のキレと相まって楽しい気分にさせてくれます。 しかも余韻はスパイスやショウガ、ミントもあり抜けが良いです。 亜硫酸無添加です。 *クロネコヤマトの配送条件が変わり最大で4本まで、 以上の場合は複数口で配送の為、送料とクール代が別途掛ります。 輸入元はヴォルテックスさんです。 367本。 ドメーヌ・ド・セウルのページへ
★シャトー・レスティニャック *凄い凝縮感があって粘度もあるのにこの爽快な余韻は何だろう。 ミントやメロン、少しレモンの酸の余韻、たまりませんな~! ●ヴァン・ド・フランス・ブラン・コメット2014 品種:ソーヴィニヨン・ブラン 1斜面の下部に位置する青色粘土土壌。 1日に2度ルモンタージュを行いながら8日間に渡るマセラシオン、 圧搾には8時間も掛け優しく行い、 澱引きもバトナージュもせず新樽と1~3年樽にて樽熟、 フィルター掛けず瓶詰め。 SO2完全無添 \13,500 マグナム加。 収量20hl/ha 4/19/2016試飲 凝縮した液体はコクと旨味が詰まっておりますが クレープフルーツの酸、少しコンブ系のダシ味が染み込む様に広がり 素晴らしく奥深さを感じさせてくれる味わい。 旨味がのりますね~! ドキドキする程、魅力的なワインです。 しかも優しさがあります。 シャトー・レスティニャックのページへ
★ニコラ・ルナール *2011年は再入荷ですが前回とはだいぶニュアンスが違います。(エチケットも) 瓶詰め時期が違うのかな? 確認の結果、こちらはロワールで瓶詰めしたそうです。 *あの天才、そして変人ニコラ・ルーナール! 何て静寂が続く味わい何だろう。 でもその裏に造り手を狂気感じワクワク、ドキドキする。 何だろうこの嬉しい感じは! やっぱりこの人には無限の才能を感じてしまうのです。 変人が世の中の感性を一変させる、間違いなく! 個人的な事ですが僕の仕事用やプライベートのmacに 常時貼付けてあるこのCMは迷った時に観ることにしてます。 ニコラ・ルナールにも捧げたい。 https://www.youtube.com/watch?v=IfwBFeyYm1o ●サン・ペレ2011 品種:マルサンヌ70%、ルーサンヌ30% 樹齢:35~37年 土壌:風化したもろい花崗岩質土壌 標高:400m(St Perayの標高は平均150m。他の畑と気温差5度ある定量な場所) 栽培:ビオディナミを応用した自然栽培を実践。 自分で草を摘み、煎じてプレパラートとして畑に散布。 もろい花崗岩は水はけが良く、湿気による害を葉が受けにくく、 土壌への作業もおこない易い利点がある。 収穫:手摘み、小さな12kg入るカゴで収穫。 醸造:醸造中いっさいの酸化防止剤の使用なし。 収穫直後にブドウをプレスし、ジュースを バリック(228L)に移し醗酵スタート。 バリックは4回ワインを仕込んだものをベースとしているが、 今後新樽を実験的に取り入れる。 熟成:期間は24か月。長い期間、熟成させることにより、 より複雑な味わいを求める。 酸化防止剤非使用で熟成させるので、 酸化のニュアンスが感じられるも、 酸化熟成させているわけではない。 ウイヤージュは定期的におこなっている。 2/9/2016試飲 前回は酸味とミネラルが主張する味わいでしたが、 角のとれた繊細かつふくよかな味わいはさすが、天才! もう感性を刺激されずに入られません。 しかもソフトに深く浸透する.....。 綺麗さにの裏にある狂気を感じずにはいられません。 インポーターは信頼のラシーヌさんから。24本+12本 ニコラ・ルナールのページへ