★シャトー・ラ・カノルグは、アヴィニョンと
エクス・アン・プロヴァンスの間の
小さな町ボニューにある造り手。
ローマ時代から存在する古い町であり、
シャトーには自然の湧き水が湧き出ていて、
それを得る為にローマ人が建設した運河も残っています。
4世代に渡り同じ家族がブドウ畑を栽培しており、
有機栽培は1970年代から取り組んでいるので、
既に30年以上渡って行っていることになります。
一部においては、ビオディナミの方法も取り入れています。
化学肥料や除草剤、殺虫剤などは全く使いません。
肥料は、自然な堆肥やビオディナミのプレパラションのみで、
病気に対しては、ボルドー液と薬草を組み合わせて
対処しています。
醸造は自然酵母のみで醗酵、平均収穫量は30hl/ha。
当主である、JPモルガン氏は、 質の高い、
限りなく伝統的なワインを作ることに力を注いでいて、
ワインも伝統的な部分と現代的な部分が
うまく融合しています。
現在は、娘のナタリーさんと2人で
栽培・醸造にあたっています。
収穫されたブドウは、重力により醸造所に運ばれます。
醗酵槽は温度コントロールのできるステンレスタンク。
熟成は、大樽と300L樽を用いて行われます。
自然から得られる最大限の香りと味わいを残す為、
最終的な瓶詰まで人為的介入は
最小限にとどめられています。
ル・ヴァン・ナチュールさんの資料より
過去の取扱いアイテム一覧
https://www.sakemorita.com/old/canorgue_a.html