★ローズィ・エウジェニオ
●DOCビアンコ・アニーゾス・レボルツィオーネ 2016
*DOC Bianco Anisos L’evolzione 2016 / Rosi Eugenio
*エレガントな厚みのある素晴らしい味わいです。
なんとも言えない液体の粘度、
熟れた洋梨の芳醇な果実に
圧倒的なミネラルのバランスが素晴らしい!
2025年3月12日試飲
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*品種:ノズィオーラ50%、ピノ・ビアンコ40%、
シャルドネ10%。
樹齢 10~40 年。
区画、品種ごとに完熟を待ってから収穫。
除梗し、すべてのブドウで果皮と共に
醗酵を終える。
圧搾後、醗酵が終わり切る前、
段階的にアッサンブラージュを行い、
木樽にて24ヶ月、ボトル詰め後12ヶ月の熟成。
「最良年」といえる 2016、
一部を自身のセラーにてさらに48ヶ月の熟成。
最大のポテンシャルが、熟成によって磨かれ、
最高の状態でバランスする。
エウジェーニオ・ローズィの集大成となる白。
私自身、これまで多くの造り手達と共に
試飲する機会がありましたが、
このエウジェーニオほど、
細やかな違いやこだわりを突き詰める人とは、
出会ったことがありません。
木樽の材質による違い、
ボトル詰め時期の違い、
コルクや王冠による違いはたまた
ブドウ品種やテロワール、言い出したら
キリがありませんが、
彼と共に過ごしたカンティーナでの体験は、
何よりも学ばせてもらった時間でした。
そんな彼だからこそ追求していたのはまさに
「完璧なワイン」という事でした。
「2024年を含めた過去10年間で、
間違いなく最高と呼べる2016年。
リリース当時のワインが決して
未完成だったとは言わないけど、
このヴィンテージの将来、
可能性は当時から感じていた。
このワインがボトルの中で熟成を続け、
自分で完成する姿を見てみたい」
そうしたエウジェーニオの願望を叶えるため、
一部のワインをリリースせず、
自身のセラーにて熟成。
リリース当時から考えるとさらに
4年の歳月を経てリリース。
その名前の通り「進化」を果たした完璧なアニーゾス。
1年を通して気温差があり、収穫時期に一定の雨、
湿度によって貴腐化したブドウも
多くみられた特別なヴィンテージ。
リリース当時も、非常にポテンシャルを秘めた
ヴィンテージだと感じていました。
それから 4年という「時間」によって、
驚くほど成長したアニーゾス。
香りやヴォリュームのサイズはもちろんでしが、
何よりも驚かされるのは余韻の長さ。
皆さん間違いなく喜んでいただける
素晴らしい味わいです。
インポーターはエヴィーノさん 6本
容量:750ml
生産年:2016年
生産国:イタリア・トレンティー ノ・アルト= アディジェ
生産者:ローズィ・エウジェニオ
葡萄品種:ノズィオーラ、ピノ ビアンコ、シャルドネ
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