おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
144-0046
東京都大田区東六郷2-9-12
MAP
電話 03-3731-2046
e-mail sakemorita@nifty.com
営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 12月 01日 です。
2024年12月 | ||||||
★レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ラ・トリビュ 2021
*Vin de France Rouge La Tribu 2020 / Les Vignes de l’Atrie(Elise Hamant)
*やっと試飲出来ました。
ハーブの効いたスミレや
ラズベリーの様な果実感、
ほんの少し影を持つ良い感じの液体で
湿った腐葉土ののニュアンスもあり
ちょっとした奥行きを感じる味わいです。
少し揮発があり液体にメリハリを感じる
変化の楽しい味わいでした。
2024年3月27日
*ヴォルテックスさんのコメント
僅かに濁りのある中程度の赤色。
熟した野苺やフランボワーズ、ザクロ、
ドライ苺など赤い果実の香りに、
野バラやドライフラワー、赤紫蘇、
腐葉土や根菜、ビターカカオの香りが加わり、
たおやかで落ち着いた印象が感じられます。
口に含むと瑞々しく軽やかな飲み心地で、
フランボワーズやザクロなど酸味のある
赤い果実の果汁にドライ苺を
漬け込んだような風味に、
腐葉土やドライフラワーのニュアンスが重なり、
しとやかで素朴な雰囲気を漂わせながら
伸びやかに広がります。
揮発酸がやや高めですが、
ドライ苺のような甘みや風味、
赤紫蘇や梅かつおなどの
ニュアンスと溶け込んでおり、
より旨みが引き立てられるように感じます。
赤い果実のピュアで愛らしい風味や
充実感、旨みや複雑性に富んだ
ミディアムスタイルです。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・ロワール
生産者:レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
葡萄品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン
2024年12月 | ||||||
★ レ・ヴィーニュ・ド・ラトリ(エリーズ・ハマン)
Les Vignes de l’Atrie(Elise Hamant)
★エリーズは約10年間に渡り農業に関った後、
2018年にエゼネ(Aizenay)というナント市から
南に約一時間下った町に唯一残された
レ・ヴィーニュ・ド・ラトリの葡萄畑4haを引き継ぎました。
彼女は限りなく畑を自然な状態に近づけたいという思いから、
既に2012年よりビオロジック農法で作業された畑を
2018年から耕起作業は部分的にのみ行い、
冬には畑に羊を放牧して動物に草刈りをさせ、
同時に糞から有機物を畑に運ぶなどの工夫をしています。
土壌は花崗岩やシストと少しの雲母からなる、
ローム土(粘土と砂の間のシルトが多い土)と
砂質土が混ざり合ったテロワールで、
品種はグロロー、ガメイ、カベルネフラン&ソーヴィニョン、
シャルドネ、グロローグリを栽培。
春から夏にかけては一般的に使われる硫黄と銅の使用を極力抑え、
代わりに肥料や煎じ薬、ハーブティー又は
エッセンシャルオイルなどを使い
自然なバランスを生む考えのもと
葡萄の木や土壌のトリートメントを行います。
このように自然に大きなリスペクトを払う彼女のワインには
人的介入を感じないどこか素朴な印象を受けます。
醸造時も極力ワインに手を加えないところ、
時には少しワイルドな味が出るものもあり、
以前のグリオットを少し思い返すような生産者です。
非常に残念ながら彼女は2021年ヴィンテージを最後に
ワイン造りを辞めてしまい、
次のステップへと進む方針ですが、
最後に彼女のワインを日本で紹介できる事を嬉しく思います。
ヴォルテックスさんの資料より