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実店舗の定休日 日曜、月曜日
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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 12月 01日 です。
2024年12月 | ||||||
★パルマンティエ・フレール・エ・スール
●コトー・シャンプノワ・シャムリー・ルージュ・ル・ドレ・ル・ムティエ 2019
*Côteaux Champenois - Chamery Rouge - Le Drés-Le-Moutier 2019 / Parmentier Frère & Sœur
*このアイテムのみ
割り当てが6本の為、
お一人様1本で、条件の無い同額以上のワインも
同時に同数、買って下さい。
単独では販売しません。
苦肉の策です。
*正直、びっくりのコトー・シャンプノワ!
確かに若いシャンパーニュの造り手は
コトー・シャンプノワに力を入れてますよね!
ブルゴーニュ?ぶっ飛びの味わいでした。
エレガントでスムーズな
伸びのある液体は静かにコクのある
厚みも持ちます。
パルマンティエ全てに言えることですが
余韻が長い、
いつまでも続くのです。
合田さんに直接、
もう何本でも欲しいって言ったのですが、
「ほんの少しか貰えなかったのよ!」って。
12/07/2022試飲
容量:750ml
生産年:2019年
生産国:フランス・シャンパーニュ
生産者:パルマンティエ・フレール・エ・スール
葡萄品種:ピノ・ムニエ
2024年12月 | ||||||
★ パルマンティエ・フレール・エ・スール
PARMANTIER FLERE et SOEUR
★地域:Champagne シャンパーニュ 地区
村:Chamery シャムリ―
醸造・栽培責任者:Célia & Stéphane Parmentier
セリア&ステファン・パルマンティエ
HP : https://www.champagneparmantierfrereetsoeur.com/
【ワイナリーと造り手について】
シャンパーニュ・パルマンティエは1683年から続くブドウ農家で、
代々ブドウ栽培農家を生業としてきました。
瓶詰をしていた時期もあるようですが、
転機は2016年に訪れます。
ステファンと2歳年のはなれたセリアがワイナリーの運営を任され、
栽培から瓶詰までを始めたのです。
2021年に彼らのシャンパ ーニュを始めて試飲したときの驚きは、
シャンパーニュの次世代を大きく期待させるものでした。
「生物は人に属すのではなく、生物をコントロールしたり、
搾取したりしません。私たちは庭師であり、
つまり、(積極的に関わるのではなく)自然を手助けする存在であり、
私たちは自然が与えてくれる恩恵を 享受するだけです。
持続可能なエコシステムの確立と植物相と
動物相の忘れ去られた相互作用を農業に取り入れることに
情熱を注いでいます。
それは農法にとどまらず、生きるうえでの哲学でもあります。」と
HPでも自身とワイナリーのことを紹介する通り、
栽培面でも醸造面でも新たなる取り組みを行っています。
エチケットに描かれている“雪の結晶”は、
いうなれば自然によってつくられる唯一の “建築物”であり、
人間が触れれば簡単に壊れてしまうものの象徴です。
このロゴには彼 らの造るシャンパーニュやワインが、
この雪の結晶のように“自然から生まれたものである“という
想いが込められています。
森林農業とも呼ばれるアグロフォレストリーという考えが
ブドウ栽培の根底にあります。
モノカルチャーに対するポリカルチャーと
言い換えても良いのかもしれませんが、
ブドウ以外の果樹や樹木(アプリコット、桃、プルーン、
リンゴ、洋ナシ、カリン、マルメロ、
チェリー、クマシデ、カエデ、菩提樹など)を
ブドウ畑内に植え付け、
秋から春の間には鶏や羊を畑内に放し、
植物相と動物相の相互作用により畑の継続的な
エコサイクルの確立を目指しています。
夏季選定は行わず、ブドウのツタ同士を編むように絡めます。
刃物 でツタを切り落としたりしなければ、
ブドウは自分を守る必要もないので、
実をみのらせることのみに集中できるからだと
ステファンはいいます。
またレ・デュレ・ル・ムティエのような一部の区画では、
銅や硫黄は 一切使用せず、植物の煎じ薬とハチミツ、
乳清のみでの畑の管理を行っており、
将来的にすべての区画で可能なことなのかどうか、
思案中 だそうです。
畑はモンターニュ・ド・ランスのメルフィ―村と
シャムリ―の 1 級畑を所有しており、
2019年よりデ メター認証を取得。
ビオディナミ農法を行うことは、
各ヴィンテッジや各テロワールを尊重する手段であ るとともに、
“ブドウ樹が野性に戻るための最初の一歩”と考えています。
【セラーと醸造について】
セラーでは亜硫酸をはじめとする化学的な添加物は使用せず、
フィルターもおこないません。
ワインの繊細なアロマを最大限保つためには、
ワインには重力以外の力をかけるべきではないという考えに基づき、
ポンプも使用せず、醸造所の設計も、
重力の働きを最大限に取り入れられるように
3階建てに設計されています。
◆リキュール・ド・ティラージュについて
シャンパーニュ・パルマンティエではティラージュも
自家製のブドウ果汁で行っています。
伝統的にティラージュの際に用いる“選別酵母”と
砂糖と水を用いれば、失敗なく“計画的に”瓶内二次発酵により、
シャンパーニュの泡を造りだすことはできます。
しかし彼らは自分たちの畑で採れた翌年のブドウの果汁を用い、
野生酵母の力によってシャンパーニュの
泡を造り出すことを2019VT から選択しました。
生産初年度の2016VT から2018VTは“伝統的な”ティラージュ。
しかし2019VTからは一部のシャン パーニュで実験的に、
2020VT からは生産する全てのシャンパーニュにおいて、
自分たちのブドウ果汁を 用いてティラージュを行っています。
例えば2022VTの収穫は2週間ほどでしたが、
収穫期の最後の一番成熟したブドウを、
ティラージュ用の果汁として収穫します。
そしてそのブドウ果汁の発酵が始まる前に、
2021VT の醗酵の終わったワインとブレンドして瓶詰めし、
瓶内二次発酵を行います。
その際の2021VTと2022VT(ティラージュ用果汁) の割合は5:1ほど。
つまり収穫量が果汁換算で2021VTが10hlあったとすると、
2022VT 2hl 必要になります。
そして問題はティラージュ用果汁によって
増えた2hl分のワインは蒸留所で蒸留しないといけません。
なぜならシャンパーニュ地方では収穫量と
販売量の管理が厳しく行われており、
2021VTの収穫時の申請が10hlであった場合、
それ以上の量のシャンパーニュを2021VTとして
リリースしてはいけないからです。
法的制約もあり、醸造的にも非常に
リスクの高い手法ではありますが、
ステファンは以下のように考え ています。
「市販のリキュール・ド・ティラージュを使う方が、
安全に瓶内二次発酵が進むことは分かっている。
しかしティラージュを自分たちの果汁で行った挙句、
蒸留所へ送ることがあったとしても、
僕は自分のブド ウの果汁で
ティラージュを行うことを選択したい。
けれど僕にはこの“自然な”製法をしているということが必要で、
ティラージュ用の砂糖や水をスーパーマーケットで購入したり、
スペインやイタリアで製造される
リキュール・ド・ティラージュを使いたくない。
使いたくないんだ。」
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