★生産者説明
ル マン近郊のサルト県生まれ。
農家の祖父母のもとで育ち、
幼少期から農業に親しむ。
農業高校で学ぶが、
慣行農法の環境負荷に疑問を抱き、
自転車競技の世界へ。
その後ワインの道に進み、
ナント地方で経験を重ねる。
エリック・シュヴァリエ、マルク・ ペノのもとで修業し、
ナチュラルワインの哲学と技術を学ぶ。
ジュラ、オーヴェルニュ、ビュジェなど
各地で経験を重ねた後、
2023年にビュジェ地方ヴォー村の
放棄されたワイナリーを引き継ぎ、
2024年に自身のワインを初リリース。
畑について
所有面積は約6ha。
畑のテロワールは石灰岩と
泥灰土(マール)を主体とし、
ジュラ地方にも通じた特徴を持つ。
現在の栽培品種はモンドゥーズ、
ピノ・ノワール、ガメイ、アルテス、シャルドネ。
除草剤は一切使用せず、
土壌への介入を最小限に抑えた栽培。
深耕や過度な機械作業を避け、
草生管理を重視。
銅剤の使用量も3kg/ha未満に抑えている。
醸造について
野生酵母による自然醗酵を
すべてのキュヴェにおいて行う。
無濾過で瓶詰め。
SO2は必要な場合のみ最小限添加。
赤ワインは主にマセラシオン・カルボニックを行い、
果実味を引き出すスタイル。
モンドゥーズのみ伝統的なマセラシオンを行い、
より力強い骨格を与える。
白ワインは約18時間の長時間プレスと
軽いスキンコンタクトを実施。
ワイン造りの哲学
「土地の声を聞くこと」を何よりも重視。
畑でもセラーでも人為的介入を最小限に抑えている。
ワインは技術ではなく、土地、ブドウ、
時間によって生まれるという考え方。
効率や均一性ではなく、その年、
その場所ならではの個性を表現することを目指している。
ボトルには手描きの水彩ラベルを用い、
細かいところにも職人へのリスペクトを欠かさない。