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電話 03-3731-2046
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営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2025年 05月26日 です。
2025年5月 | ||||||
★マーカス・モリトール
●リースリング ハウス・クロスターベルク ブリュット・ゼクト 2016
*Riesling Haus Klosterberg Brut Sekt 2016 / Markus Molitor
*フィラディスさんnのコメント
熟したリンゴや白桃に、酵母由来のふくよかさと
スレート由来のミネラルが折り重なった
華やかでエレガントなブーケ。
果実の甘さと切れの良い酸、細やかな泡が
三位一体となっており、余韻は非常に長い。
ガストロノミックな辛口リースリングゼクト。
容量:750ml
生産年:2016年
生産国:ドイツ・モーゼル
生産者:マーカス・モリトール
葡萄品種:リースリング
2025年5月 | ||||||
★ マーカス・モリトール
MARKUS MOLITOR
★マーカス・モリトールはモーゼル中部の
ヴェーレナー・クロスターベルクの地で
8代続く家族経営のワイナリーである。
現当主マーカスは1984年、若干20歳という若さで
両親からワイナリーを引き継ぐが、
当時から野心にあふれ、
明確なビジョンを持っていた。
すなわち、モリトール家の伝統のもと、
このモーゼルの地で際立った個性を持つ
極めて長寿なリースリングを生み出すことである。
このビジョンのもと、わずか4haであった畑は
複数回にわたる拡張によって規模が拡大していく中で、
1988年にはモーゼルでピノ・ノワールを再植樹した
最初のワイナリーのひとつとなり、
2003年にはエクスレ度(収穫時のブドウの糖度)で
331°Oeという世界記録を
打ち立てるといった偉業を成し遂げ、
現在ではモーゼルで最大規模となる100haの畑を所有し、
質・量ともに満たす数少ないワイナリーとなる。
畑はモーゼル中部のブラウネベルクから
トラーベン・トラールバッハまでの15ヵ所にまたがり、
大部分は最良の急斜面に位置し、
ベルンカステラー・ドクトール、
ヴェーレーナー・ゾンネンウーアー、
ユルツィガー・ヴュルツガルテンや
エルデナー・トレップヒェンといた
超一級の銘醸畑を所有している。
川の蛇行に沿って点在するこれらの畑には
様々な土壌が見られ、灰色や青色の
デヴォニアン・スレート、火山活動によって
形成された赤色のスレート、
トリアー近郊でみられる多彩な砂岩などがある。
マーカスはこうしたバラエティに富むテロワールから
辛口・中辛口・甘口という3つの異なるスタイルに加え、
さらに赤ワインも造っているため
彼のワインはあらゆる種類のモーゼルワインを
代表しているといっても過言ではない。
膨大な数の全てのワインが卓越した品質を持っている!
このためマーカス・モリトールでは
毎年多く種類のワインが生産されるが、
驚きなのはこの膨大な数の全てのワインが
卓越した品質を持っているということである。
その秘密は、まずブドウの木にある。
マーカスは樹齢100年に及ぶ
接ぎ木していない古木を所有しており、
その古木から高い割合で
マッサル・セレクションを行っている。
次に栽培における非常に献身的な姿勢であり、
畑には熟練者を50人も雇って夏の間の
キャノピー・マネジメントと
2ヶ月に及ぶ収穫をともにする。
一粒の実でさえ、少なくとも2度の選定を受け、
特に辛口に関しては、ほんのわずかでも
ボトリティスが付いていれば、他に感染しないよう
しっかりと区別される。
健全なブドウは区画ごとに数回摘果を行い、
成熟度別に注意深く分類する。
また、収穫に関しては、より高いリスクが
伴うとしても非常に遅く行う。
こうすることで、ブドウの酸度がより熟し、
攻撃的でなくなること、またエキス濃度が上昇し、
フェノールの成熟度がより高くなること、
そしてこれらの要素がワインのストラクチャーに
素晴らしい効果を与えるといった
多くのメリットを享受できるのだ。
醸造では、培養酵母や添加剤、
清澄剤を使わない伝統的なワイン造りで、
スタイルとヴィンテージによっては
最長で2日間スキンコンタクトした後、
垂直式の圧搾機でプレスし、リースリングの多くは
1000~3000ℓの伝統的なオーク樽で醗酵・熟成させる。
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