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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 10月 07日 です。
2024年10月 | ||||||
★イル・ヴィニャイオーロ・ディ・トオル・オイカワ
●IGTトスカーナ・ルーナ・サンジョヴェーゼ 2020
*IGT Toscana - Luna Sangiovese 2020 / Il Vignaiolo di Toru Oikawa
*6本のみの入荷の為、
お一人様1本まで、¥7,000以上の価格のワインを
スペシャルのページのアイテムから
必ず同数ご購入して下さい。
新着メールが届いたお客様限定です。
●スペシャルのページ
https://www.sakemorita.com/products/list/2937
容量:750ml
生産年:2020年
生産国:イタリア・トスカーナ
生産者:イル・ヴィニャイオーロ・ディ・トオル・オイカワ
葡萄品種:サンジョヴェーゼ
2024年10月 | ||||||
★ イル・ヴィニャイオーロ・ディ・トオル・オイカワ
IL VIGNAIOLO di TORU OIKAWA
★地域:Toscana トスカーナ
地区:Siena シエナ県
村:Monteaperti モンテアペルティ
醸造・栽培責任者:Toru Oikawa 及川 徹
Instagram:
https://www.instagram.com/ilvignaiolo_luna/
ワイナリーと造り手について
1981年生まれ。
日本でのソムリエとしての経験を活かし、
2014年にミラノのリストランテ・ヤザワの
オープン時の責任者に就任し、
ミラノでソムリエとして働く。
同時に渡伊前からの夢であったワイン造りを目指して、
ワイン生産者達を訪問、
翌2015年にリストランテを退職し、
カーゼ・バッセの門をたたく。
日本でソムリエとして働いていた時から
カーゼ・バッセのワインには格別の敬意を払ってきた。
当主ジャンフランコ・ソルデラの厳しい性格は
以前から聞き及ぶところではあったが、
働きたい旨の手紙を出したところ、
面接を許され、その日のうちに働くことが決まった。
その1年間は畑やセラーでの作業に加え、
訪問顧客対応、レストランでのサービスまで、
多岐にわたる仕事を与えられた。
が、その分ジャンフランコと過ごす時間は多く、
その背中を追いながら、
往年のヴィンテッジを飲む機会にも恵まれ、
自身のワイン造りの信念が確立されていったと
及川氏は語る。
その後もサンジョヴェーゼの造り手を選び、
カステッロ・ディ・アマとパーチナで正規職員として
栽培・醸造を学んだのち、
キアンティ DOCG のエリアにある
モンテアペルティに 1.1 ヘクタールの畑を借り、
2020 年に独立開業した。
畑と栽培について
2020年に最初に借りたモンテアペルティの畑は
キアンティ・コッリ・セネージ内にあり
粘土の多い石灰質土壌。
農薬は銅と硫黄のみの散布で、
絞ったあとのブドウの果皮は、
畑に撒いて肥料とするがそれ以外の肥料は使用せず、
むしろ畑全体の樹勢が強いため不耕起栽培を行うことで、
樹勢を抑えている。
2023年には、サン・ロッコ・ア・ピッリの畑を
新たに0.8ha借りて栽培面積を増やしたが、
初年度はこの年トスカーナを
執拗におそったベト病により、収穫はかなわなかった。
さらに収穫量の少なさから
2023年はブドウも購入したが、
出来ることならば自社畑のブドウだけで
行いたいと考えている。
2024年1月には、一部樹齢50歳以上の古木も植わる
カステルヌオーヴォ・ベラルデンガの2つの区画
(カンピとセスタッチャ)合計1.3haを賃借し、
自身の追い求める高い品質のサンジョヴェーゼの
栽培のために余念がない。
セラーと醸造について
セラーはカステルヌオーヴォ・ベラルデンガ地域に
借りている。
地上階の石造りで手狭だが、断熱性に優れ、
ソムリエとして多くのワインを扱ってきた経験からも、
ワインの熟成、ボトルの保管の環境や
温度については細心の注意を払っている。
理想的には大樽での醸造を目指してはいるが、
醸造環境が整うにはまだ時間がかかるため、
醗酵にはステンレスタンク、
熟成には500Lの木製樽を使用。
「とにもかくにも適切な栽培、
適切な成熟度での手摘みによる収穫、
そしてとことん選果をすることが重要。
ワインがテロワールを表現しているのかというよりも、
造り手として妥協せず情熱と時間をかけ、
そしてそれが品質として表れているのかという点を
評価してほしい。 後何回醸造ができるか分からないが、
必ずや偉大なサンジョヴェーゼを醸造してみせる」と意気込む。
キュヴェ名とエチケットについて
ワイン名の「LUNA(ルーナ;月)」は 2020 年晩秋、
ファースト・ヴィンテッジの収穫を見届け亡くなった、
及川家の愛猫の名前。他ワイナリーで働いた後、
独立開業のための物件探しが難航し、
諦めて日本に帰国することを考えていた及川氏。
だが、出会った時には既に18歳を超えていた
老猫ルーナを飛行機に乗せて
日本へ連れ帰ることは難しく、
ルーナと一緒にいられるうちは
諦めずに探し続けようと心に決め、その結果、
イタリアでワイン造りを続けている今がある。
ルーナの存在なしにワインを
造ることはできていなかった、
と及川氏は語る。
今は亡き愛猫ルーナを、
切り絵作家でイラストレーターでもある
作家 naolee (ナオリー)氏に、
切り絵で表現してもらい、
アートディレクターである及川氏・夫人が
エチケットをデザインした。
ルーナのエチケットを見れば、
今後も直面するであろう
さまざまな困難を前にしても
頑張れるはずだと、及川氏は話す。
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