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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 10月 02日 です。
2024年10月 | ||||||
★ピエール・ギヨン・ピアーズ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・トリプティック# 3 2021
*Vin de France Rouge Triptyque # 3 2021 / Pierre Guillon Peers
*華やかなフレッシュなイチゴやカシスの香りに
梅酒、ミント、コショウなどのスパイスの効いた
柔らかい味わいがなんともユニーク。
しかも思いの外、和らいきもの細かさもある味わいで
しっとりと感じます。
梅だし系の旨味を感じる日本人的な味わいが嬉しい。
5/24/2023試飲
*ヴォルテックスさんのコメント
僅かに紫がかった赤色。
苺、フランボワーズなどの
赤い果実のコンフィチュールと
ブラックベリー、グミなど黒系果実の果汁が
混ざり合うような果実香に、インク、ナツメグ、
花壇の生花や土を想わせる仄かに
青みがかった香りが伺えます。
一瞬舌先をかすめるガスがあたり若々しさを感じさせ
滑らかで軽やかな口あたりで口中へと流れ込み、
ジューシーな果実味にナツメグのような
オリエンタルな雰囲気を感じさせる
スパイスの風味が抑揚を与えながら広がります。
# 1や# 2に比べて黒系果実の風味や骨格が感じられ、
鰹だしのような旨味や熟した黒葡萄の果皮を
かじったようなフルーティーな
微細なタンニンに残ります。
今後の熟成でさらに繊細なタッチが引き出され、
仄かに青みがかったニュアンスが妖艶な印象へと導き、
さらに繊細さや上品な様子が
引き出されていくことでしょう。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:フランス・ラングドック
生産者:ピエール・ギヨン・ピアーズ
葡萄品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン
2024年10月 | ||||||
★ ピエール・ギヨン・ピアーズ
PIERRE GUILLON PIERS
★ピエール・ギヨンはラングドックエリアの
カルカッソンヌで2021年を初ヴィンテージとして
ワイン造りを始めました。
同じくカルカッソンヌの生産者で
弊社が取り扱うピエール・ルッスと仲が良く、
私たちは彼の紹介でピエール・ギヨンと出会いました。
ピエール・ギヨンがナチュラルワインと
出会ったのは2007年(当時19歳)、
芸術専門学校に通っていた頃父親がペルピニャン付近で
Buena Bocaというナチュラルワインバーを
始めた事がきっかけでした。
その後自然とワインに興味が芽生え、
当初は父親の仕事を時々手伝いながら週末は頻繁にサロンで
試飲を重ねたそうです。
学校卒業後はトゥールーズで友人と
シルクスクリーン印刷の会社を立ち上げ、
しばらく芸術活動を続けていました。
その間、ワインへの興味は途絶えることはなく、
2017年に初めて個人消費目的で山葡萄から
20Lのワインを作ったそうです。
2019年には会社の仕事と並行してドメーヌ・チュロニス、
翌年2020年にはペシゴ(シルヴァン・ソー)で修行を積む中、
コロナ禍の打撃により事業を撤退し、
ワイン造りの道へ進むことを決意しました。
彼の印象はエネルギッシュでワイルド感がありますが、
会話中は常に笑顔で人当たりが良く、
優しい人柄が伝わってくると同時に、
ワインに対する深い愛情が感じられます。
醸造過程の中で、マセラシオンやプレス時など、
その時の香りや味わいなどの感覚を大切にして、
どのようなキュヴェを造っていくのかを考えます。
芸術的な側面や豊かな感受性による感覚が
ワイン造りの大部分を占めるスタイルの生産者です。
*葡萄畑について
ソーヴィニョン・ブラン:マルラスエリアにある粘土石灰質土壌。
樹齢10年、南西向きで既にビオ認証済みの畑で、
豊かなミネラルが特徴的。
カベルネ・フラン、アリナルノア:シスト/花崗岩土壌。
樹齢30年、南西向きで現在ビオへ
転換中2年目(2022年時点)。
ビオディナミ農法、トリートメントは硫黄と
銅及びティザンヌの調合剤を使用。