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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2026年06月24日 です。
| 2026年6月 | ||||||
★ゲブリューダー・マティス
●シュペートブルグンダー・アルテ・レーベ 2021
*Spätburgunder Alte Rebe 2022 / Gebrüder Mathis
*オルボーの村岡くんのコメント
アルテ・レーベン(複数形)ではなく
アルテ・レーベ(単数形)。
香りの要素の総量、高い集中力、上昇性、
現時点で飲むという観点であれば白眉。
スミレやバラ、ローズヒップ、白コショウ、
石を思わせる白亜の緊張感。
90年代にこのワインが存在していたら
どんな評価を受けていただろうかと思う。
腰高な土地由来の酸のボーダーラインを上回る
赤黒果実の手を取り合う絡みつく複雑な模様。
ゆっくりと飲み手を翻弄して焦らすように
上昇してくる果実と香り。
一転してあごの下まで貫くように沈む
古木ならではの重心、仄暗い底まで深みに
身体を任せてフリーフォール。
力強いという表現は濃密さを想起させますが、
濃度ではなく風味と余韻の力強さ。
長い余韻まで果実が残る。
古いドイツクローン、ローゼンロッホの
古木も含んでいることを考えれば納得です。
2026年6月
*生産者のコメント
ダークベリーフルーツ、コショウ、
パンチの効いたスパイスが
最初にグラスに現れます。
口に含むと、アルテ・レーベン(古木)は
ブラックカラントとチェリーの
濃厚な香りを感じます。
新鮮でジューシー、信じられないほどパワフルです。
繊細なタンニンと美しい酸の構造が
全体像を引き立てています。
芳醇な香りとともに余韻が長く続くワインです。
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:ドイツ・バーデン
生産者:ゲブリューダー・マティス
葡萄品種:シュペートブルグンダー
| 2026年6月 | ||||||
★ ゲブリューダー・マティス
WEINGUT GEBRÜDER MATHIS
★ドイツ南端バーデン、トゥーニベルク(Tuniberg)での
ブドウ栽培の歴史は2世代前に遡ります。
代々受け継がれた石灰岩採掘所の埋蔵地を
ブドウ畑に開墾するという決断から始まりました。
ベルンハルト、フランツ、ポールのマティス兄弟は
フランス産のバリック樽でワインを
熟成させることを始めました。
彼らはこの地における木樽熟成の
パイオニアでもあったのです。
こうして1970年代、ヴァイングート・カルクベーデレ
(Kalkbödele)として設立されました。
2020年、母であるソニア・マティス・スティッヒから
息子であるセヴェリン・スティッヒとパートナーである
サベス・セドラチェックがヴァイングートと
一族の歴史を引き継ぎました。
彼らは家名であるマティスの名を重視し、
自然本来の栽培に回帰しています。
栽培
トゥーニベルク全体がひとつのブドウ畑と言えます。
しかし、ブドウが植樹されている全ての畑が
自然環境に配慮しているわけではありません。
モノカルチャーにはバランスが必要です。
最良の畑、区画を選び戻る必要があります。
それは必ずしも簡単なことではありません。
しかし、私たちは楽なことをするために
ワイン生産者になったわけではないのです……。
私たちが石ころだらけの道を選んだのは、
それが偉大なワイン造りへとつながる唯一の道だからです。
造り手として私たちは自然と故郷に対する
責任を背負っています。
そのため、私たちは文化的なこの景観を
維持するのはもちろん、
その先に進みたいと考えています。
現在、私たちがこれまで実践してきた
自然な手法に明確な枠組みを加え、
認証を持った畑へと転換しています。
ヴュルテンベルク州とバーデンを包括する
この地域はSchwaben(シュヴァーベン)と呼ばれています。
かつてシュヴァーベン公国が支配していた
このエリアはドイツ国内からも後付けの鬼っ子的な存在で
シュヴァーベンという言葉には
”田舎者“を揶揄する意味も含まれています。
しかしながら一方向からのアイデンティティではなく
俯瞰して見れば、中央ヨーロッパ文化が融合する地であり、
ジュラ的、アルザス的、スイス的な要素も持ち合わせています。