おもしろワインや もりたやのホームページにようこそ!
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東京都大田区東六郷2-9-12
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電話 03-3731-2046
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営業時間 AM 12:00 〜 PM8:00
実店舗の定休日 日曜、月曜日
■は定休日です。
■は午後2時頃からの営業。
*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2025年 05月26日 です。
2025年5月 | ||||||
★クレマン・ルクレール(ルクレール・ミナール)
●シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット・ラ・トラム・ノワール NV(2020)
*Champagne Extra Brut La Trame Noire NV(2020) / Clément Leclere(Leclere Minard)
*インポーターに入荷が12本?。
当店の入荷数が2本と極端に少ないので
ご案内メールの届いたお客様のみお一人様1本で。
クレマン・ルクレール(ルクレール・ミナール)は
1アイテムのみお買い上げ可能。
『条件の無い税抜き同額以上(合計でも可)のワイン』を
同数お買い上げください。
常時お買い上げ頂いている
お客様を優先しますのでカゴに入っても
確定とはなりません。
*ヴァレ・ド・ラルドルのムニエを表現するミレジメのリューディ・キュヴェ
*張りのある小さな泡には口の中で優しく弾けます。
洋梨、和梨のカチッとした果実に
コクがありキレの良い酸が
心地良い緊張感と共に広がります。
余韻はドライな青リンゴに
ほんのりスパイス感がある綺麗な味わいです。
思わずたくさん頂戴!!って
2025年5月13日 am10:00試飲
容量:750ml
生産年:NV(2020)年
生産国:フランス・シャンパーニュ
生産者:クレマン・ルクレール(ルクレール・ミナール)
葡萄品種:ピノ・ムニエ
2025年5月 | ||||||
★ クレマン・ルクレール(ルクレール・ミナール)
CLÉMENT LECLERE( LECLERE MINARD)
★シャンパーニュにまた刺激的な
新世代グローワーが登場しました。
ジェローム・プレヴォーが本拠を置く
ギューの村から2 つ南に行った、
プティット・モンターニュの
クローム・ラ・モンターニュに
本拠を置くClément Leclere クレマン・ルクレールです。
ダヴィッド・レクラパール、ジュリアン・ギィヨ、
ブノワ・タルランなどで研鑽を積んだクレマンが、
2019年に29歳で両親からドメーヌを継承して
新たに元詰めを始めました。
1990年生まれのクレマン・ルクレールは、
1922年から続くブドウ栽培農家の4代目になります。
ドメーヌは、プティット・モンターニュの
クローム・ラ・モンターニュに本拠を置き、
栽培面積は2.27ヘクタール。
ムニエを主体に、僅かにシャルドネを栽培しています。
ドメーヌの畑は、プティット・モンターニュ地区の
Coulommes-la-Montagne
クローム・ラ・モンタ-ニュと
Pargny-les-Reims パルニー・レ・ランス、
そしてValée de l’Ardre ヴァレ・ド・ラルドル地区の
Tramery トラムリーと、Courmas クルマの
4つの村に点在しています。
クレマンの父親は、ブドウ栽培には関心はあったものの、
ワイン醸造には興味がなかったため、
協同組合に加盟していました。
このため、ドメーヌには、まだ醸造設備も醸造所もなく、
現在はクローム&ヴリニー
(クローム・ラ・モンターニュと
北隣のヴリニーの2 村共同)の協同組合の醸造所を
間借りして醸造を行っています。
協同組合といっても、
シャンパーニュらしく最新の設備が整っています。
このため業務形態はRC
(Recoltant-Cooperateur
レコルタン・コーペラトゥール)と
なっています。
*ちなみに、二つ北隣の村に本拠を置く
ジェローム・プレヴォーも
自身のドメーヌで収穫したブドウを、
この協同組合で圧搾しています。
プレヴォーは、その後、果汁を自分のセラーに運び、
ドメーヌで醸造を行っています。
*RCは醸造設備を持たない栽培農家が
共同組合の設備を使用して醸造を行い、
自身のブランド名で販売する場合の業務形態。
学校では会計学を修めて、
海外経験を求めてオーストラリアに留学していました。
その後、サンテミリオンとパリの
ワインショップで働いていました。
この時期に数多くのワインをテイスティングして、
ワインに対する見聞を広め、
ワイン造りに強い興味を持つようになったそうです。
その後、アヴィーズの学校であらためて
醸造と栽培を学びました。
そして、ダヴィッド・レクラパールの
インターンシップに応募。
ダヴィッドとの何度かの面接を経て、
採用されたクレマンは、レクラパールの下で、
2年間みっちり研鑽を積みました。
その後、ブルゴーニュでも働きたいと
考えていたクレマンは、
ジュリアン・ギィヨの下でも働きました。
2019年、両親の引退に伴い、
クローム・ラ・モンターニュにある
家族の畑の一部を引き継いだクレマンは、
満を持して自身のワインの醸造に乗り出します。
しかし、当初はまだ畑が少なかったため、
並行して、ブノワ・タルランで働いていました。
2021年から家族のブドウ畑全体を引き継ぎ、
フルタイムで本格的に
自身のワイン造りに取り組み始めました。
クレマンは、⾧年の修行の過程でビオや
ビオディナミの巨匠たちと共に働いてきたことから、
すぐに自分の畑でビオを採用しました。
フルタイムで家業に専念するようになった今、
クレマンは新たなプロジェクトにも取り組んでいます。
例えば、生物多様性のための樹木の植樹。
ビオディナミへの進化。
さらに、まだ栽培していない品種、ピノ・ノワール、
そしてプティ・メリエやピノ・ブランといった
古代品種の植樹・栽培などを計画しています。
醸造に関しては、人為的な介入を可能限り少なくした
ナチュラルな手法で行われています。
収穫後、ダイレクト・プレスした果汁は、
全て樽で野生酵母で醗酵されます。
クレマンは、ブルゴーニュ産の228L、350L、
400L、500Lや、シャンパーニュ産の225Lなど、
容量や産地の異なる複数のオーク樽を使っています。
樽には、塩味とミネラル感を強調するものもあれば、
丸みや豊かさ、純粋さを強調するものもあります。
クレマンは様々な樽での醸造と熟成を試すために、
異なる樽を少しずつ使うようにしています。
しかし、ドメーヌでは新樽は一切使いません。
クレマンは、樽の個性よりも、醸造を通して、
繊細さやエレガンス、複雑さを追求しています。
マロラクティック醗酵に関しては、
ブロックすることはワインをコルセットに
閉じ込めるようなものであると考えています。
このため、マロは自然に任せています。
亜硫酸に関しては、
圧搾時に必要最低限添加するのみです。
クレマンは厳格なブドウ栽培を通して、
様々なテロワールの個性をボトルに
凝縮させようと努めています。
独立までに十分に時間を掛けて準備したクレマンは、
ドメーヌの畑のブドウの木一本一本
を隅々まで知り尽くしています。
彼は緻密でありながら、
同時に自身の直感にも耳を傾け、
既成概念にとらわれないブドウ栽培と
ワイン造りをしています。
その他
クレマン・ルクレールは、フランスでは
2年半前にデビューしています。
超一流グローワーが参画している
Terres et Vins de Champagne
テール・エ・ヴァン・ド・シャンパーニュにも
すぐに加盟を許され、既に世界の数多くの
シャンパーニュ・ラバーの心をとらえています。
クレマンは、ポール・ゴッセや
バスティアン・ポワンティヤール、
トム・ゴディティアボアなどと大親友で、
彼らと良く意見交換をしています。
クレマンのワインには、テロワールのエネルギーと、
若き醸造家によるエネルギーが凝縮されています。
彼のワインは既に非常に味わい深く、
将来性に溢れています。
味わった方は、きっと忘れられない経験となるでしょう。
弊社も2022年と2024年の2度
ドメーヌを訪問しました。
しかし、日本へのアロケーションを割り当てもらえず、
今回3年待ちでやっと輸入することができました。
プティット・モンターニュのムニエの
新たなページを開く
エキサイティングなドメーヌの登場です。
ご期待下さい。
現在クレマンのワインは、両親からの相続の関係で、
以下の2つの異なるブランドでリリースされています。
Clément Leclere クレマン・ルクレール
クローム・ラ・モンタ-ニュと
パルニー・レ・ランスの畑に関しては、
クレマンは既に両親から畑を相続したため、
この畑に由来するワインは、
クレマン・ルクレール名義のブランドで
販売されています。
Leclere Minard ルクレール・ミナール
ヴァレ・ド・ラルドル地区のトラムリーと
クルマの畑は、相続税の関係上まだ
両親名義であるため、この畑に由来するワインは、
ルクレール・ミナール名義のブランドで
販売されています。
ミナールは、彼の母方の性で、
トラムリーとクルマの畑は母方の家系から
譲り受けたものです。
このためラベルには母の
ドミニック・ミナール Dominique Minard の名前が
小さく記載されています。
どちらのブランドも、
クレマンが醸造していることには
変わりはありません。
今回弊社に入荷した2キュヴェは、
どちらもルクレール・ミナール名義のものになります。
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