ドメーヌのブドウ畑は、自宅から2キロ程南に離れた
Brainan ブレイナンのコミューンにあります。
小高い丘が飛び地で点在しているこのエリアには、
民家の中や横に畑があることが少なくありません。
ドメーヌが所有する「la Capitaine ラ・キャピテーヌ」と
呼ばれる区画も民家に囲まれた標高260メートルの
急勾配の場所にあります。
当然、農機具などは入れることができず、
畑作業は全て手作業で行っています。
二人は今もピュピランのドメーヌで働いているため、
畑作業は平日の仕事の合間や
土日を利用して行っています。
栽培はビオロジックで、
樹齢 100~80 年のサヴァニャン、シャルドネ、
トゥルソー、プルサール、ピノ・ノワール、
ガメイ、そして僅かにハイブリッド品種が、
全て混植されています。
このため、収穫は、各品種の
熟度の平均を見極めた上で、
一日に同時に終えます。
全ての品種を同時に収穫すると、
異なる成熟度のブドウが収穫されるため、
フレッシュさと熟度のバランスに優れた
ワインにとなるという利点もあります。
同じジュラの新世代の造り手達と数多く交流している
ダヴィッドとリゾンは、醸造添加物を一切加えない
ナチュラルワイン造りを志向しています。
醗酵は野生酵母で行い、
樽は用いずに、亜硫酸も無添加で
ワイン造りをしています。
ドメーヌは、2025年に道を挟んで、
ラ・キャピテーヌの区画の隣にあるシャルドネと
ピノ・ノワールが混植された0.06ヘクタールの区画と、
隣村のMontholier モントリエのコミューンにある
0.23ヘクタールの区画を購入しました。
このため現在総栽培面積は
0.44ヘクタールに広がりました。
しかし、それでも0.5ヘクタール以下の
小さなドメーヌであることには変わりありません。
また二人とも今もピュピランの
ドメーヌで働き続けています。
1992年生まれのダヴィッドは、
学業(哲学専攻)を修めた後、
アーティザナル(職人的)な仕事がしたいと考え、
ピュピランのドメーヌで働き始めたそうです。
今後は0.54ヘクタールの区画を買い足して植樹し、
1ヘクタールのドメーヌになるのが
夢だと語っていました。
弊社は12025年6月にドメーヌを訪問しました。
ドメーヌのワインは地元ジュラと
パリのワインショップでの販売が中心で、
まだ輸出もされていませんでしたが、
ダヴィッドとリゾンは日本へのアロケーションを
快く了承してくれました。
まだデビュー3年目の造り手ですが、
純粋で温かい二人の性格が伝わってくるような、
気取りのないピュアで、
心地良い味わいの新世代のジュラワインです。
毎年キュヴェの名前と
エチケットのデザインが変わるもところも魅力的です。
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