★コッレ・サン・マッシモ
●メーノ・ロッソ 2021
*Meno Rosso 2021 / Colle San Massimo
*2020年との印象は違いますね!
少しタンニックでカチッと骨格のある印象で
味わいもしっかりとスケール感があるので
少し時間が必要かもしれません。
中盤はコッレ・サン・マッシモらしい透明感を感じます。
6/14/2023試飲
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*モンテプルチアーノ100%、
樹齢40〜50年。
粘土質土壌。収穫後、除梗し果皮と共に約半日、
野生酵母による醗酵を促す。
圧搾後、セメントタンクにて10ヶ月の熟成。
チェラスオーロという考えで造られたロゼ。
天候に恵まれた2021年、
果実の熟度だけでなく酸も非常に高く、
バランスが取れたヴィンテージ。
今まで通りの魅力あふれる飲み心地に、
今まで感じ得なかった土地の持つ尊大さ、
奥行きや骨格を感じる、まさにチェラスオーロと
呼べる味わい。現時点でも十分魅力的ですが、
熟成の魅力も安易
に想像できる素晴らしい味わいです。
エヴィーノさんのコメント
(meno=色が少ない)という意味合いのロゼ、
土地の言い方であればチェラスオーロ・ダブルッツォ、
2021ヴィンテージが到着です。
2021年は天候に恵まれた素晴らしいヴィンテージ。
完熟した果実はもちろん、
酸も全く失っていないため、
素晴らしいバランス感。
昨年以上に素晴らしい飲み心地を感じます。
「一人でワイン造りを始めて15年ほど経つけれど、
ようやくチェラスオーロの造り方が分かってきた」
そう語るエンリーコ。
「ちょっと時間かかり過ぎじゃ!?」、
なんて思われるかもしれませんが、
単純な醸造方法という意味ではなく、
彼の畑で収穫されるブドウの性格と、
それに適したアプローチ、
毎年の気候の違いも経験したうえで、
エンリーコ自身が納得できるチェラスオーロが
できるようになった。
そういう意味なのだと思います。
まさにその言葉通り、
これまでのメーノ・ロッソとは
がらりと雰囲気が変わり、
明らかにサイズが違うワインとなりました。
今までのメーノ・ロッソが、
「優しく心地よい、寄り添う味わい」だとするならば、
2021は、そこに明確に「土地の偉大さ」を
加えたワインだと感じました。
DOCはありませんが、間違いなく
偉大なチェラスオーロ・ダブルッツォの
輪郭を備えたワインになったと直感する味わいです。
インポーターはエヴィーノさん。12本
容量:750ml
生産年:2021年
生産国:イタリア・アブルッツォ・テラーモ・ジュリアノーヴァ
生産者:コッレ・サン・マッシモ
葡萄品種:モンテプルチアーノ
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