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更新日は 2025年 04月19日 です。
2025年5月 | ||||||
★ドメーヌ・デュ・クレ
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・ビュジェ・アドレ 2022
*Vin de France Rouge Bugey Adret 2022 / Domaine du Kré
*ヴォルテックスさんのコメント
中程度の赤色。
レーズンやブルーベリー、カレンズなどの
ドライフルーツ、ダークチェリーなどの
黒系果実の果皮を想わせる果実香に、
赤い果実やインクのニュアンスも
感じられます。
スワリングすると、甘やかで
芳醇な香りが引き立ちます。
口に含むと、赤い果実の果汁に
漬け込んだ黒系果実、
フランボワーズやザクロ、小梅、
赤紫蘇などを想わせる風味が強く感じられ、
テクスチャー はしなやかでありながら、
小気味よいシャープな酸が、
メリハリを与えつつ伸びやかに広がります。
膨らみゆく中で、レーズンやビターな風味、
クローブなどのスパイス、
微細なタンニンが溶け込み、
コクや深みのあるしっとりと
ち着いた印象が残ります。
この先の熟成によって、
さらにしなやかで繊細な様子や
上品な雰囲気が引き出されて
いくことでしょう。
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・サヴォワ・ビジェ
生産者:ドメーヌ・デュ・クレ
葡萄品種:ガメイ
2025年5月 | ||||||
★ デュ・クレ
DOMAINE du KRÉ
★ドメーヌ・ドュ・クレは若手生産者の
ニールス(Niels de CHARDON)と
ルイーズ(Louise PERRET)の
二人により2022年にビュジェ地方で
誕生した小さなドメーヌです。
山脈地帯のビュジェの中でも人口たったの約100人という
極めて小さな街に住みワイン造りをする二人ですが、
以前はワインとは深い関わりのない仕事をしていました。
ニールスはフランス軍で10年間勤めましたが、
(うち一部はアメリカのCIAに相当する
部署で過ごしたそう)
次第に仕事に自分なりの意味を見出す必要性を感じ、
植物や農業に興味を持ち始めます。
当時から既にワインファンであった彼にとって、
ワイン生産者という職業はこの2つの要素を
結びつけるにはピッタリであり、
きっと情熱を注げる仕事になるだろうと
直ぐに思いました。
一方、学生時代に農業・食品工学を学んだルイーズは、
食品産業の品質管理の分野で4年間働いていたが、
彼女も同じく仕事にやりがいを見出し、
より具体的な内容の仕事を求めていました。
ワイン造りの基本である畑仕事から始めた二人は、
自然の中で一日を過ごす素晴らしさに魅了され、
この職業が自分たちに合っている事を直ぐに悟り、
二人で共に生産者として
新しいキャリアを築いて行く事を決断します。
そして間もなく、畑とそれを取り巻く環境に
最大限の敬意を払って葡萄栽培をしていきたいという
強い思いを元に、彼らは環境汚染が限りなく
少ない山の中に位置する畑を見つけます。
そこは見渡す限り森、騒音など
一切聞こえることのない静けさ、
まさに葡萄がストレスを感じる事なく
成長できる場所です。
この環境に加え、彼らは葡萄が
生態系の豊かな土壌から育つよう、
畑には果樹なども植え、不耕起栽培をも実践し
可能な限り土壌を本来あるべき姿に戻していっています。
畑はどれも急斜面、中には50%と仕事には
非常に厳しい条件ですが、
彼らは毎日丁寧な手作業を重ねて
このテロワール本来の味をワインに探し求めます。
彼らの初ヴィンテージは2022年とフランスでは
50年に一度の猛暑を記録した
非常に難しい年だった事に加え、
まだまだ経験が浅い二人ですが、
とても真面目で誠実な彼らは今後少しずつ
彼らなりの方向性を見つけ、
この土地のテロワールを表現する
個性豊かなワインを造っていく事でしょう。
*畑及び栽培
●粘土石灰質土壌で北以外の
全ての方角に面する急斜面。
●区画:「ヴィエイヤール」は東、西、南向き。
「ポンシュー」は東と南東向き。
(2023年ヴィンテージ〜)
●品種:ガメイ。
2024年以降ジャケールと
アルテスを植樹予定。