●微気候(クリマ)
穏やかな大陸性気候で日照にも恵まれシャルドネ、
ピノ・ノワールというふたつの葡萄に完璧に適しています。
葡萄が熟していく間、決して過剰に暑くはならないので、
葡萄に焼けたようなアロマを与えません。
新鮮で純粋な果汁を守ることができるのです。
●土壌
多くの畑は各区画の真ん中、太陽に向かって植樹しているため
太陽の恩恵を受けて高い品質を生み出しています。
【Santenay Sous la Roche/Santenay 1er Clos Rousseau /
Chassagne Montrachet 1er Morgeot】
石灰質が主体の土壌で新鮮なミネラルが純粋にワインに反映されます。
余韻が長いフィネスと複雑な香りが現れます。
私たちのピノ・ノワールは、緻密で複雑な赤系果実のアロマを持っています。
シャルドネはふくよかで若々しい花のアロマがあります。
【Santenay Clos des Hates /
Chassagne Montrachet Les Plantes Momieres】
石灰質がやや多めの土壌。赤ワインは土壌からタンニンを造ります。
ワインの骨格と肉付きを造るのです。
この土壌から生まれるピノ・ノワールは赤系と黒系果実のアロマと
持続性の長い余韻を持ちます。
【Bourgogne Pinot Noir】
粘土質が強く、石灰質の影響は最も弱い。
複雑で含みがあり、控えめなアロマを持っています。
●栽培
減農薬農法(リュット=レゾネ)を用いています。
出来るだけ化学肥料や除草剤を使用しないビオロジックに基づいています。
化学肥料はできるだけ制限していますが、
ベト病などの病害が発生した場合は最低限の量を散布します。
その年の個性を反映した上で最良の葡萄を造ることが大事なのです。
オルボーさんの資料から
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