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更新日は 2024年 03月 23日 です。

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ラ・カゾ・デ・マイヨール
ヴァン・ド・フランス・ルージュ・エル・ニーニ 2016

ラ・カゾ・デ・マイヨール
ヴァン・ド・フランス・ルージュ・エル・ニーニ 2016

税込価格¥6,798(税抜き¥6,180)

*ジョルディ・ペレズは優しく甘みも感じるハーヴィな印象に
 エル・ニーニョを仕上げていてアラン・カステックスとの違いを
 鮮明に表現しております。
 旨味の感じる美味しさはセンスが良いですよ!

9/27/2017試飲
 気の利いたセンス良く仕上がった液体は
 目の詰まった杏やオレンジ、そして甘みも感じる旨味もあります。
 それでいて抜けのよい余韻は◎。

*品種:カリニャン・ノワール
 樹齢80年のカリニャン、樹齢80年のグルナッシュ・グリ、
 樹齢15年のシラーによる構成。
 液体をしぼった後のグ ルナッシュ・グリのマールの中に、
 除梗したシラーを入れ、
 さらにそこに全房のカリニャン、
 そしてクロ・ド・タイユロークの畑から収穫された
 ムールヴェードルをほんの少し加えて
 ステンレスタンクにて醗酵させたキュヴェ。
 インポーターはインポーターはサンフォニーさんです。 6本

容量:750ml

生産年:2016年

生産国:フランス

生産者:ラ・カゾ・デ・マイヨール

葡萄品種:カリニャン・ノワール

カゾ・デ ・マイヨール
LE CASOT des MAILLOLES

野村ユニソンさんの資料より
 トゥールーズ出身のアラン・カステックス氏は、
 小さな頃大好きな祖父が農業を営んでいた影響で、
 植物や自然が大好きな子供でした。
 しかし「農業を目指したい」というカステック氏を両親は反対。
 結局彼は、農機具関係の技術者となります。
 その後、思いがけずワイン造りに携わり、
 その頃出会ったパートナーのジスレーヌさんとともに、
 自分の理想のワイン造りをするために
 バニュルスに移り住んだのが1995年。
 豊かな自然環境を尊重した「風味豊かなワイン」を造るため、
 ブドウ畑での栽培において除草剤や殺虫剤、化学肥料などを用いず、
 醗酵に際しては自然酵母の働きのみでワインを生み出します。
 「ワインは土壌だけでなく、畑の周りの環境全てで生み出される。
 与える影響は環境が70%で土壌は30%。」
 とアラン・カステックス氏は語ります。
 その彼の言う環境は、暑く乾燥した気候、海からの風、
 強い香りを放つ野生のハーブ達の低木草、
 海から太古に隆起した厚い岩盤と薄い表土、
 急峻な斜面などワイン造りの環境としては最も過酷と言えるもの。
 しかしこの場所だけでしか生み出せないワインがあり、
 彼はそれを求めてこの場所でワイン造りを行います。
 「いいワインを造るためには、ブドウ栽培はきついものになる。
 だからせめて畑の場所は景色がいい場所がいい。」
 そう事も無げに言い放つアラン。
 やはり、その土地、その環境を選んだ造り手こそが
 ワインの味わいを決める100%に違いないと
 ル・カゾ・デ マイヨールのワインは教えてくれます。

 「カゾ デ マイヨールの今」
 いわゆる自然派と言われるフランスの生産者の中で、
 孤高の存在としてひときわ尊敬を集めた3人の造り手がいます。
 ボジョレーのマルセル・ラピエール、ジュラのピエール・オヴェルノワ、
 そしてルーションのアラン・カステックス(カゾ・デ・マイヨール)です。
 中でもアラン・カステックスは、山の向こうはスペインというバニュルスの街から
 一気に傾斜を登る山中に畑を持ち、
 その場所はまさに秘境とも言えるほどの過酷な環境でブドウ栽培を行っています。
 その環境の中で、ブドウも人間もたくましく生き延び、
 彼のワインは途方も無いレベルのエネルギーを秘めることになります。
 以前はこの膨大なエネルギーが柔 らかい表情を見せるまで、
 熟成に時間がかかるワインでした。
 その為、知る人ぞ知るというタイプのワインであったと言えます。
 そんなカゾ デ マイヨールのワインですが、
 2008年ごろを境にリリース直後からある程度の近づきやすさを
 備えたタイプになり、
 その後フランスを中心にヨーロッパで人気が爆発、
 現在は入手困難な孤高の生産者として認知されています。
 日本へは従来の時間のかかる強靭なタイプのイメージもあって、
 数年間輸入が途絶えておりましたが、
 2012年ヴィンテージより再び皆様にご紹介できること になりました。
 ですが、すでに世界中のワインファンの垂涎の的となった彼のワインですので、
 入荷は極少量となっています。
 生ける伝説とも言えるアラン・カステックスは、
 「ワインは環境が70%、土が30%」と語りますが
 その足を踏み外せば命すら危ない環境でブドウ栽培をする
 アラン カステックス本人こそが、
 ワインそのものの200%だと言えるのではないでしょうか。

カゾ・デ・マイヨールを受け継いだジョルディ・ペレズは
 1983年のトゥールーズ 生まれ。
 奇しくもアラン・カステックスと同じ 街の生まれだ。
 トゥールーズらしく彼の趣味はラグビー。
 確かにジョルディはラグビー選手のようながっちりとした体格をしている。
 そんな彼の最初の仕事は公務員。
 しかし庁 舎での退屈な事務仕事が嫌になり25歳の時に退職。
 ボルドー大学で醸造学を学び、その後約2年間、
 サンジュリアンのシャ トー・ベイシュベルにて働き、
 続いてさらな る経験と自身の生活の為、
 マルマニヤック及びラングドックの大手ドメーヌで責任者を 努める。
 この頃からジュルディは有機栽培に関して興味をもっていたが、
 自然派ワインの存在はまったく知らなかったという。
 独立の可能性を探っていた時、海のそ ばで働きたい、
 バニュルスが好き、そんな 理由でバニュルスにたどり着き、
 偶然にも そのタイミングでドメーヌを売りに出していた
 アラン・カステックスと出会う。
 これが、ジュルディがカゾ・デ・マイヨールを受け継ぎ、
 そして自然なワイン造りの道に進むきっかけ だった。
 彼は今34歳。バニュルスに移り住み2年。
 カゾ・デ・マイヨールでの経験も 2017 年で3年目を迎える。
 2015 年、2016年を経験した彼の醸造スタイルはまるで料理人のようだ。
 例えば白葡萄を醸造し残ったマール の中に、赤葡萄を全房でいれ、
 その上に破砕した赤葡萄、さらにその上にプレスした
 白葡萄のジュースをいれる。
 そんな複雑な工程をはさみ醸造するキュヴェもある。
 そして彼ははっきりと言う。
 最近の自然派に多いキャンディー的なマセラシオン・カルボニック香や
 酢酸香は嫌いだ、と。
 一緒にテーブルを囲み、とある有名な自然派生産者のワインを飲んだとき
 MC 香が強すぎるから俺 は好きじゃない、と言う。
 その光景を見たとき、彼のワイン造りは
 しっかりとした方向性があることに気づいた。
 後述するが、彼のワインは各キュヴェそれぞれにきちんとしたキ ャラクターと
 驚くほどのインパクトがありワクワクさせられる。
 それでも正直、彼がどこまでこのカゾ・デ・ マイヨールを
 続けていけるのか多少の不安 もあった。。。
 なにしろ、私も一度見学に登 ったことがあるが、
 アランが所有しているバ ニュルスの畑は働くには過酷にしか見えな い。
 機械はもちろん使えないし、夏場は何度になるのだろう
 と想像させる太陽の照りつけ。
 その大変さはアランの大きな体格をみれば直ぐに理解できた。
 しかしその不安は私が訪ねた次の質問で一気に吹き 飛んだ。
 「今後の目標や目指しているスタイルはな に?」と尋ねた時、
 ジョルディは直ぐにこう 答えた。
 「継続と正確さの追求」私は自身のワインをこういう方向性にもっていきたい、
 などそういう答えを想像していたが、それはまったく違った。
 継続と正確さの追求。彼は続けてこう言う。
 アランから受け継いた畑、そして経験をいかに継続していくか。
 それを自身に落とし込み、いかに美味しいワインを継続して造り上げていくか。
 その品質をいかに毎度、正確に表現していくか。
 もちろんアランはアランのスタイルがあり、
 自身は自身のスタイルを追求していく。
 2年目だが自身で醸造したワインは非常に満足している。
 これをいかに正確に継続し 追求していくか。
 予想以上に落ち着いた回答と、その質 問をする前にテイスティングしたワイン。
 この2つが私をとてもワクワクさせた。
 今でも十分と思えるほど美味しいワインを造っている。
 さらにこれから継続し、どのよう に追求していくか、
 これ程楽しみな生産者 はいない。
 醸造所でのテイスティングも終わり、彼と一緒に食事をした時、
 そこにアラン・カステックスも加わった。
 お酒も入り、テーブル上の話は複雑に。
 アランがヒートアップすれば ジョルディもヒートアップ。
 複雑なので会話は詳しく理解できないが、おそらく政治の話だろう。
 でも本当に彼らは楽しそうだ。
 2人が食事をしながら話をしている光景はまるで本当の親子のようだった。
 そして、小さな容器に入れたカゾ・デ・マイヨ ールの新ヴィンテージを
 アランに試飲しても らっている時のジョルディの嬉しそうな顔が印象的だった。
 サンフォニーさんの資料から

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