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*ホームページからのご注文は常時受け付けています。
更新日は 2024年 11月 10日 です。
2024年11月 | ||||||
★メゾン・ボワトー
●ヴァン・ド・フランス・ルージュ・メルロー・ル・タイイ 2022
*Vin de France Rouge Merlot Le Taillis 2022 / Maison Boîteau
*伸びのあるエレガントな味わいは
うっとりしちゃうくらい、
クールで伸びの良さがあります。
柔かいエッジで口溶けがよく
余韻の素晴らしい美味しいメルローです。
2024年9月25日試飲
容量:750ml
生産年:2022年
生産国:フランス・シャラント
生産者:メゾン・ボワトー
葡萄品種:メルロー
2024年11月 | ||||||
★ ボワトー
MAISON BOITEAU
★地価の高騰したブルゴーニュでは、オリヴィエ・バーンスタインや
マーク・ハイズマなどのミクロ・ネゴス(マイクロ・ネゴシアン)が
台頭している。
これらミクロ・ネゴスの特徴はテロワールを表現する
ワインを少量⽣産することだが、
今度はボルドーにもミクロ・ネゴスが登場してきた。
シャトー・マルゴーで2004年から栽培⻑を務めている
ジュリアン・ボワトーのプロジェクト「メゾン・ボワトー」がそれだ。
メゾンの目的はボルドーに隣接するシャラント地⽅の⽯灰岩の丘陵斜面で
栽培されたブドウから偉大なグラン・ヴァンを造ること。
2014年ヴィンテージからワイン造りを始めたが、
既にブリストル、クラレンス トゥール・ダルジャンなどの
グラン・メゾンで採用されている他、カーブ・ルグランや
タイユヴァンなども取り扱いを始めている。
ティテールにこだわったオート・クチュールのワイン造り
メゾンでは栽培区画0.06〜1haの小さな区画のみを選んでいる。
このため手掛けるのは総⽣産量が800〜3000本のミクロキュヴェのみ。
ミクロ・ネゴスにも様々な形態があるが、
メゾン・ボワトーはブルゴーニュのバーンスタインのように、
ディテールにこだわって、⼀年を通してメゾンのスタッフが栽培を厳格に管理し、
リュー・ディを表現したオート・クチュールなワイン造りを⾏っている。
手掛けているのはシャルドネとメルローの2種類のキュヴェのみ。
ワイン産地としては過小評価されているシャラント地⽅ですが、
シャンパーニュと同じ素晴らしい白亜の土壌が広がり、
厳格に畑を選別すれば偉大なグラン・ヴァンが⽣まれることを
証明してくれるワインです。
メゾン・ボワトーは2014年に、ジュリアン・ボワトーによって設⽴されました。
本拠を置くのは、ボルドー市があるジロンド県との境界にある
シャラント・マリティム県南部の町サン・フォール・シュル・ジロンド。
メゾンは、ボルドーに隣接するこのサン・フォール・シュル・ジロンドの
⽯灰岩の丘陵の斜面で栽培されたブドウから偉大なグラン・ヴァンを造るために
誕⽣したオート・クチュールのミクロ・ネゴシアンです。
この大胆な挑戦には、以下のような厳格な規定があります。
極めて特殊なテロワールに位置するマイクロ・パーセルの選別。
⼀年を通してメゾンのスタッフが栽培を厳格に管理する。
畑で収穫した完熟ブドウをその場で選果して購入する。
メゾンでワインの醸造と熟成、瓶詰めまでを⾏う。
メゾン・ボワトーではブドウを購入するにあたり、
栽培区画が、0.06〜1haの小さな区画しか選びません。
メゾンのワイン造りの⽅程式は、1つのキュヴェに⼀つの区画。
そして⼀つの区画に⼀人の所有者という、非常にシンプルなものです。
そして、⼀つの所有者の⼀つの区画で
栽培されたブドウを収穫したその場で選果して購入しています。
このため、メゾンで造られるワインは、
総⽣産量が800〜3,000本のミクロキュヴェのみです。
デビューヴィンテージは2014年で、
これまでにリュー・ディを表現したシャルドネと
メルローの2種類のキュヴェのみを造っています。
2016年ヴィンテージで⼀度だけピノ・ノワールを仕込みましたが、
その後は造っていません。
ジュリアン・ボワトーについて
ジュリアン・ボワトーは1977年⽣まれ。
ディジョンのジュール・ギヨ研究所で醸造の国家資格を取得。
シャトー・ラトゥール、ポンテ・カネ、
ラグランジュなどで研修を積んだ後、
2001年にシャトー・マルゴーに入社。
2004年からシャトー・マルゴーで栽培⻑をしています。
また、シャトー・マルゴーでは試飲監査委員のメンバーの⼀人でもあり、
シャトー・マルゴーのブレンド作業の試飲には必ず⽴ち会っています。
メゾン・ボワトーはフランス国内の高級レストランと
ファインワインショップのみに販売しています。
購入しているのは、パリのル・ブリストル内にある
ミシュラン三ッ星のエピキュール、オー・ブリオンの
オーナー経営のレストランル・クラレンス、
トゥール・ダルジャンなどのグラン・メゾン。
そして、パリのカーブ・ルグランやタイユヴァンなど。
海外への輸出は日本が初めて。
メゾン・ボワトーでは白亜紀の⽯灰岩土壌のコート(斜面)で
栽培されているブドウのみを選別しています。
この白亜土壌は、表土が30cmと薄く、その下に砕けた⺟岩があります。
白亜は水捌けが良いと同時に、夏の間もブドウ木に
⼀定の水分供給をしてくれる帯水層があるため、
その年の天候に関わらずブドウ木が水のストレスを
受けることがないという利点があります。
メゾン・ボワトーでは、このテロワールに最も適した2つの品種、
シャルドネとメルローを選び、栽培を⾏っています。
ミクロ・ネゴスの中には栽培に関与しないネゴスもありますが、
メゾン・ボワトーはブルゴーニュのオリヴィエ・バーンスタインのように、
⼀年を通してメゾンのスタッフが栽培を厳格に管理しています。
栽培はビオロジックで(予期せぬ事態への
対処が必要になるかもしれないので、
今のところ認証は受けていない)、
畝の間に下草を⽣やし、土は耕耘を⾏っています。
畝の向きは太陽の光を最大限に享受できるように南北に走っています。
剪定法はギヨ・サンプルで新芽は5から6つ残します。
厳格な芽かきを⾏い、徒⻑枝を取り除きや、
夏場には必要に応じて除葉を⾏います。
シャラント地⽅はボルドーよりも冷涼な気候で、
地質はシャンパーニュやシャブリと同じ起源に由来しています。
特にシャルドネはこの地⽅のテロワールと
気候に最適で、広く栽培されています。
ジロンド河の河口に近いため温暖な気候で、
ブドウは⻑い成熟期間を享受できます。
収穫は例年ブルゴーニュと同じ時期に⾏われています。
醸造について
このようにして栽培されたブドウを尊重し、
そのポテンシャルを最大限に引き出すために、
メゾン・ボワトーでは以下のような伝統的手法に則った
忠実な醸造を⾏っています。
●手摘みで収穫して、その場で選果したブドウを
容量5Kgの小さなケースに入れて
無傷のまま醸造所まで運ぶ。
●シャルドネは破砕も除梗も⾏わず、
空気圧圧搾機で全房のままソフトにゆっくりとプレス。
24時間軽く清澄させて良質な澱のみを残し、
温度管理されたセラーで
容量228Lのブルゴーニュ・バリックでゆっくりと醗酵。
その後、引き続きバリックで澱とともに13〜16ヶ月間熟成。
マロ醗酵は部分的に実。
●メルローは手摘みで収穫したブドウを破砕せずに除梗し、
オープントップのステレスタンクで醗酵。
15日前後のキュヴェゾンの間、前半は1日1回の櫂入れ、
後半は1日1回のポンピングオーバーを実施。
その後、ブルゴーニュ・バリックで12〜18ヶ月熟成。
●瓶詰めはメゾンで無清澄・無濾過で⾏われる。
VIVITさんの資料より
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