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更新日は 2023年 06月 05日 です。
2023年6月 | ||||||
★ダミアン・ポドヴェルシッチ
●IGTヴェネツィア・ジュリア・ビアンコ・リボッラ・ジャッラ 2017
*IGT Venezia Giulia Bianco Ribolla Gialla 2017 / Damijan Podversic
*最後の12本入荷!
*抜栓直後はエッジは丸くボリューム感がありましたが
液体自体は閉じて硬い印象でしたが、
30分後くらいから開き始め
びっくりするくらいの質感と
芳醇な味わいに変化していきます。
嬉しくてメモを取ることも忘れるくらい。
厚みのある貴腐からくるあふれ出す様な
ボリューム感は熟した花梨や洋梨、
少し青みのあるハーブ感が底にあり
心地良いコントラストを生みます。
思いの外、クールで繊細さを持ち
キレの良いドライな残像を残します。
これはやられたな〜って印象です。
2017年のスケール感は本当に凄い!
ひとクラス上にステージが上がった印象です!
9/8/2022試飲
エヴィーノの新津くんの感動のコメントも添えます。
一般的にいえば、2017年は春先の雨が少なく、
夏の猛暑、高温でブドウが凝縮。
さらに、暑すぎて果実の成長が止まってしまう、、。
そんな事が起きたヴィンテージでした。
もちろんダミアンの畑でも、例外なく凝縮したといいます。
「ヴィンテージの特徴は1年間の気候に左右されるものではない、
収穫前1ヶ月間の気候(気温差、雨、日照)によって
色付けされる」、その言葉を裏付けるように、
8月後半からまとまった雨が降り、
それにつられ気温も一気に下がります。
湿度も上がり、完熟した果実には
ボトリティス(貴腐)が
ほぼ全体に広がったと話すダミアン。
結果、収穫も遅らせることができ、
果実の成熟も 申し分ないというヴィンテージ。
2017年の年末にカンティーナに訪問した時、
まだ絞った直後という状態でしたが、
今までのダミアンのワインには
感じたことがないくらい、
ワインとして完成していたのを
今でもはっきりと覚えております。
あれから5年近い年月が経ち、樽の中で完成し、
ボトルの中でゆっくりと休ませたリボッラ・ジャッラ。
個人的には今までで2014年が
本当に素晴らしいと思っていたのですが、
その2014年を上回る奥行きと複雑さ、繊細さ、、。
とめどない貴腐の香り、余韻の終わりが見つかりません。
間違い なく今までのダミアンを越える
素晴らしいヴィンテージ、
ぜひ皆さんに飲んでいただきたいワインです。
生産年:2017年
生産国:イタリア・フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
生産者:ダミアン・ポドヴェルシッチ
葡萄品種:リボッラ・ジャッラ
2023年6月 | ||||||