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ヴァルテル・デ・バッテ(プリマ・テッラ)
ヴィノ・ビアンコ・サラデーロ 2019 / 2020

ヴァルテル・デ・バッテ(プリマ・テッラ)
ヴィノ・ビアンコ・サラデーロ 2019 / 2020

税込価格¥7,612(税抜き¥6,920)

*Vino Bianco Saladero 2019 / 2020 / Walter de Batte(Prima Terra)

*一段とメリハリが出て、
 厚みのあり角の取れた鉱物感のあるボディに
 詰まった果肉感と伸びやかに主張する酸が
 とっても魅力的な仕上がりです。
 コクと旨味も兼ね備え、
 一段とスケールアップした味わいに
 アルトローヴェの残像を持ち続ける
 森田屋は期待せずにはいられないのです。
 (年寄りは困ったもんです。ちなみに61歳です。)
 1/16/2023試飲。

 新津くんのコメント
 ヴァルテル デ バッテの代名詞ともいえるワイ
 「Altroveアルトローヴェ」。
 チンクエテッレという枠に捕らわれず、
 もっと広く国を越え、いわゆる「地中海地域全体」を
 表現しようという、彼の強い想いを具現化したワイン。
 そのアルトローヴェなき後、
 その哲学を受け継いだビアンコ・サラデーロ。
 新しいヴィンテージ19/20をリリースさせていただきます。
 エリア的にはチンクエ テッレのゾーンより少し離れ、
 傾斜もゆるく多少の表土もある土地。
 2016年より畑を管理しているヴァルテル。
 徐々に 地力が回復し、収穫できるブドウのクオリティも
 徐々に上がってきたと話す彼。
 「気温が低く酸の高い2019年と、
 気温が高くブドウの熟度が高かった2020年。
 まだ土地の環境が整いきっていないから、
 年の気候によってブドウのクオリティは
 大きく左右されてしまう。
 2つのヴィンテージを合わ せる事で、
 ワインとしてのバランスが取れる」。
 造り手として毎年の特徴、
 ヴィンテージを表現したいという考えはあると思います。
 しかし、それ以 上に彼を突き動かしているのは、
 このリグーリアのチンクエ テッレの土地を表現する事。
 それをヴァルテル流に表現した結果だと感じます。
 今回のヴィンテージ、ブドウの凝縮度、
 ヴォリ ュームを持ちながらも酸がしっかりと支えている。
 そして強烈なミネラル分と、
 潮風を感じさせるかのような塩分。
 アルトローヴェやアルモジェが、
 真の意味でのチンクエテッレだとするならば、
 過剰な凝縮ではない繊細さとエレガントさを感じる
 今回のサラデーロ。
 リグーリアという土地のポテンシャル、
 魅力を持った素晴らしいワインです。

*品種:ボスコ40%、ヴェルメンティーノ30%、
    アルバローラ30%、
 樹齢:20年前後。
 2016年に新たに借りた標高400mの海に面した畑。
 成熟する速度に合わせて、それぞれ完熟を待ってから収穫。
 果皮と共に7日間、緩やかに醗酵を行う。
 圧搾後、開放状態でバトナージュを行いながら
 酸化的な環境で熟成を行う。
 その後オリ引きを行わずに24ヶ月、
 シュール=リーの状態にて熟成。
 2019年は単一 VT でのボトル詰めを行わず、
 2018・2020年に分けてボトル詰め。
 良年の2020年を強く感じる果実の凝縮と、
 芯の通った酸。
 海の味わいを感じるミネラル。
 畑の成長と共に奥行き、
 複雑さを持つようになりました。
 インポーターはエヴィーノさん 6本+4本

容量:750ml

生産年:2019 / 2020年

生産国:イタリア・リグーリア

生産者:ヴァルテル・デ・バッテ(プリマ・テッラ)

葡萄品種:ボスコ、ヴェルメンティーノ、アルバローラ

ヴァルテル・デ・バッテ(プリマ・テッラ)
WALTER de BATTE (PRIMA TERRA)

リグーリア東部、ラ・スペツィア近郊。
 チンクエ テッレと呼ばれる西端の
 モンテロッソからリオマッジョーレまで、
 地中海に面した5つの町。
 ワイン造りの歴史は古く、
 1100年代にはブドウ栽培・ワイン醸造の記述も残る、
 歴史ある土地。平地がなく、
 土地も痩せているチンクエ・テッレ。
 人々は急斜面の固い岩盤を砕いて石垣を築き、
 岩盤を砕いた際に出た砂を土壌として
 ブドウ畑を作るという非常に過酷な環境。
 それでも、潮風とミネラル豊富な土壌から
 生まれる個性的なブドウ、
 そしてワインは中世の時代より価値を見出され、
 希少なワインとして評価されてきました。
 ただでさえ貴重なワインである
 チンクエ テッレの造り手の中でも、
 徹底したこだわりを持つ造り手、
 ヴァルテル・デ・バッテ。
 貧しい土地、栽培の過酷さ、
 決して多くの収穫を見込めない
 チンクエ テッレの畑。
 ワインを造るだけでも貴重といわれる環境の中、
 薬品類や肥料に頼るのではなく、
 自然環境を尊重し、土地、
 ブドウ樹の自然バランスを
 尊重したブドウ栽培を行っている。

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