★ドメーヌ・ルージョ
●ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ・レ・ヴォー・サン・スフル 2020
*Bourgogne Côte d'Or Rouge les Vaux Sans Soufre 2020 / Domaine Rougeot
*やっと試飲が出来ました!
入りは多少硬めですがゆっくり開き出し、
1時間後には心地良いカシスの様な果実と
キレの良い酸、サンスフル由来のクリアーで
シャープな印象がなんとも言えない
コントラストを生みます。
伸びの良い液体はな
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んとも心地良いリズムを刻み、
明るい果実の印象が最後まで続くのです。
2024年3月3日試飲
*ラムローズが売り切れてルージョの
サンスフル・ヴァージョンの2000年は全て終了と思いきや
レ・ヴォーが少し残っていたので購入、
まだ試飲が出来てませんが担当の野村さん曰く、
ラムローズより硬質な感じだと。さて!
*あくまでも個人的な見解ですが、
実力のあるブルゴーニュの生産者がルージョの様に
本気を出してサンスフルのワインを造ると
基礎力、、歴史観、経済的な要素を含め、
レベルの高いサンスフルのワインを造り出します。
もちろん何十年も買っているお客様向けの
既存のラインは造り続けなくてはなりませんので、
ある意味サンスフルヴァージョンは裏物となるのでしょう。
ただものを創る人間にとって変化は必要で必然です。
長い間ワインに関わっていると
自然派のワインが大好きな者としても
大人と子供の様な違いも感じてしまう今日この頃です。
ここ数年、環境の変化で確実に
気温が上がっている状態で、
特に自然派の若い生産者は資金面の問題もあり、
セラー環境はクーラー等で整えても醸造施設まで
温度管理が出来ていないせいか醗酵時の環境で
揮発のワインが多くなって
きてしまっている様に感じます。
(本来、原理主義的生産を考えるとクーラーの
サーモスタットの磁石の電磁波は
あり得ないかもしれません。
まあ正確には原発大国のフランスで
ロワールやローヌ川の自然派の生産者の畑の上には
原発がいくつもあるので全てが覆るんですけど。)
*品種:ピノ・ノワール100%
インポーターはヴァンクロスさん。11本
容量:750ml
生産年:2020年
生産国:フランス・ブルゴーニュ
生産者:ドメーヌ・ルージョ
葡萄品種:ピノ・ノワール
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