　シャトー・ラ・ネルトの畑には13の異なる品種が植えられています。
　注意深く区画を見極め、それぞれの葡萄にあった区画を選んで植えられています。
　これらの品種をブレンドすることで、
　複雑味と美しいバランスをもったネルトのワインが生まれます。
　「1つの木から1本のワイン」がシャトー・ラ・ネルトのモットーであり、
　これは 25hl/ha から最大でも30hl/haに相当します。
　平均樹齢は50年で、区画によっては100年を超えるものもあります。
　古木は生産量こそ落ちるものの、小さな房となり、
　味わい豊かで凝縮度の高い味わいになり、
　できあがるワインは素晴らしい品質となります。
　古い木の区画の良さを引き出すために、最大限の努力を行っています。
　記録に残る中ではもっとも歴史のある生産者であるシャトー・ラ・ネルトのワインは、
　シャトーヌフ・デュ・パプにありながらパワーではなく、
　エレガンスやフィネス、バランス、複雑さを求めています。
　有機栽培を行っていますが、それを声高にはうたっていません。
　「ネルトのシャトーヌフはブルゴーニュを彷彿とさせるエレガンスをもつ。
　もっともブルゴーニュに近いスタイル」というパーカーは、
　このエリアの生産者を訪ねる際にはシャトー・ラ・ネルトからスタートし、
　他のワイナリーをまわって最後にまたシャトー・ラ・ネルトに戻ってくるようで、
　ある意味ベンチマーク的な存在になっています。
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　品種：グルナッシュ 48%、シラー29&、ムールヴェードル 22%、他
　　　　全体のうち62%が小樽で熟成され、残りはフードルで熟成されています。
　　　　樹齢の高い畑はフィールド・ブレンド。
　醸造：ゆっくりとした醗酵を導くよう温度管理をしながら、
　　　　ステンレスタンクで醗酵。酵母の添加は行わない。一部樽醗酵。
　　　　ルモンタージュとピジャージュを行うが、
　　　　その強さと頻度はテイスティングを行いながら決定していく。
　　　　マセレーションは18日間から長くても20日間。
　　　　コンクリートタンクで2週間から1ヶ月間のマロラクティック醗酵を終えたのち、
　　　　樽に移される。
　　　　使用する樽は小さな新樽もしくは5000L のフードル。
　　　　通常グルナッシュにはフードルを用い、
　　　　シラーやムールヴェードルには 228Lのピエスを用いる。
　　　　熟成期間は12~15ヶ月間。
　　　　ブレンドの後、数週間落ち着かせてからボトリング。
インポーターさんのコメントから
　ブラックベリーやスパイスの香り、調和したバランスのいい味わいで、
　タンニンもこなれています。
　BBRさんから。6本+6本
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　品種：グルナッシュ 43%、シラー30%、
　　　　ムールヴェードル 22%、他
　　　　樹齢の高い畑はフィールド・ブレンド。
　醸造：ゆっくりとした醗酵を導くよう温度管理をしながら、
　　　　ステンレスタンクで醗酵。酵母の添加は行わない。一部樽醗酵。
　　　　ルモンタージュとピジャージュを行うが、
　　　　その強さと頻度はテイスティングを行いながら決定していく。
　　　　マセレーションは18日間から長くても20日間。
　　　　コンクリートタンクで2週間から1ヶ月間の
　　　　マロラクティック醗酵を終えたのち、樽に移される。
　　　　使用する樽は小さな新樽もしくは 5000L のフードル。
　　　　通常グルナッシュにはフードルを用い、
　　　　シラーやムールヴェードルには 228L のピエスを用いる。
　　　　熟成期間は12～15ヶ月間。
　　　　ブレンドの後、数週間落ち着かせてからボトリング。
　　　　グルナッシュ（43%）よりも、シラー（30%）と
　　　　ムールヴェードル（22%）のあわせた量のほうが多めなので、
　　　　色合いも通常より濃いめで、
　　　　豊潤でやさしくスパイスのニュアンスが感じられます。
　　　　ネルトらしい輝きも健在で、
　　　　どちらかというと黒系果実の印象がより強く出ています。
　　　　エンブレムも2013年ヴィンテージから一新し、
　　　　精巧で美しいボトルになりました。
7/25/2017試飲
　目から鱗、なんて柔らかく旨味の広がりのある味わいなんでしょう。
　綺麗なオレンジビターな味わいはあんずの様な酸と合間って
　しっとり染み込んでいく感じです。
　カチッとしたタンニンが心地良い緊張感を演出しています。
　素晴らしい味わいです。
　BBRさんから。6本+6本
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